黒田東彦の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(黒田東彦君) この二%の物価安定目標に向けて上昇率を高めていくということは、冒頭で申し上げましたとおり、需給ギャップの改善や中長期的な予想物価上昇率を背景にして物価の基調が着実に高まっていき、物価安定の目標である二%に向けて上昇率を高めていくというふうに考えていると、これは政策委員会でも議論して、展望レポートでもお示ししている考え方でございます。それに加えまして、原油価格が現状程度の水準から緩やかに上昇をしていくとの前提に立てば、二%程度に達する時期は二〇一七年度中になると予想しているという、これも政策委員会で議論して、展望レポートで示したところでございます。
 原油価格が一昨年の夏以来七〇%を超える下落がありまして、それが生鮮食品を除く消費者物価の上昇率を引き下げて、現状ゼロ%程度で推移していることは事実でありますけれども、展望レポートでもお示ししたとおり、原油価格が現状程度の水準から緩やかに上昇していくと、これは特別に日本銀行としての見通しを立てているというよりも、原油価格、先物価格の動向を踏まえてこのような前提を立てて、二%程度に達する時期について予想をしているわけでございます。
 展望レポートの中では、御指摘のその為替レートについて特別に大きな記述はしておりません。

発言情報

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発言者: 黒田東彦

speaker_id: 19167

日付: 2016-05-12

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会