ソロモン・カランジャ・マイナの発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○参考人(ソロモン・カランジャ・マイナ君)(通訳) 誠に御質問ありがとうございました、大沼先生。
まず、冒頭に一つ申し上げたいことがございます。ケニアは平和な国でございます。平和ではないということではありません。この五十年間も、定期的にきちんと選挙を実施して、そして、経済パフォーマンスも五%の伸び率を実現してまいりました。GDP七百億ドルということで、アフリカの中でも最も急成長する経済国であると。そして、立憲民主主義を貫いてまいりました。三権がちゃんと分権で機能しております。立法府も司法も行政府も分離して機能しております。だからこそ、ケニアが今回、TICADⅥのサミットのホスト国になれたと思っております。ということで、平和な国であるということを是非御理解いただきたいと思います。
さて、テロのお話がございましたが、確かにこの二十五年余りテロ活動がございまして、そもそもこれは国境を接しますソマリアの状況が安定ではないためにそのテロ行為が起こっているわけであります。ソマリアの政府が転覆、瓦解いたしまして、そして私どもの国に難民が流入してまいりました。現在、六十万の難民がおります。これは、ソマリの難民としては最大のものでございます。
そして、ソマリアのアルシャバーブが台頭いたしまして、様々な武器を使って武装集団として反体制活動をしているわけであります。そして、ケニアにテロ攻撃を掛けているわけでありまして、それがケニアの国家の安全保障を危うくしているわけでありますが、このアフリカの角の安定を担保するためには、やはりソマリアがきちんと安定して機能することが大事だろうと思います。
ケニアといたしまして、国際的にも、そして地元にあっても、このゴールを実現すべく活動してまいりました。テロあるいは極端な過激主義というものは国際的な現象であって、国境を知りません。ということで、今いろいろな会議、国際会議、サミット会議でもこの問題が取り上げられていることを歓迎いたします。
そこの中で、G7も取り上げていらっしゃるということで、海岸線が長い中で、是非支援をいただいて、そして海岸線の管理をしたいと思います。難民キャンプが二か所ございます。そして、そこを私ども、テロゆえに閉鎖を考えておりますが、そこに住まう難民が十分平和裏に、安全に帰還されることが重要だろうと思います。八百キロの国境がございますので、その国境管理というものも慎重を要するというふうに思っております。
ありがとうございます。以上です。