ソロモン・カランジャ・マイナの発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)

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○参考人(ソロモン・カランジャ・マイナ君)(通訳) 大久保先生、大変重要な二つの御質問をいただきありがとうございました。
 私も同じ考えを持っております。過去一年間、新しいこの銀行、AIIBがアジアで四十九か国、アジアだけではなくBRICS、南アメリカ、それからヨーロッパ各国を加盟国として引き付けてまいりました。幾つかG7の国も含まれています。ですからこそ、このTICADプロセスを主なチャンネルとして強化するということがより重要になるわけです。日本が効果的な形でアフリカとエンゲージすることにおいて、TICADプロセスというのはとても重要です。
 それと同時に、委員長、七十年間、これまでブレトンウッズの体制というのが続いてまいりました。今こそ改革が必要だというふうに考えております。開発の課題として、アフリカが今直面している問題を解決するためにということです。アフリカだけではありません、アジア、それから南アメリカも含めます。
 それから、サムライ債に関してなんですけれども、とても重要な質問をいただきました。
 御存じのように、国際資本市場へのアクセスというのは途上国にとって常に大変重要です。政府の資金を多角化するということがとても重要です、政府の支出を多角化するということはとても重要です。国内の金利の圧力というのも高まるわけです。しかし、ケニアの国内国債というのは、これはサムライ債を発行するという意味では二つの機会を持っていると思います。サムライ債の金利が低いというのが一つのチャンス、もう一つはケニアの政府の借入れのソースを多角化するということ、それから為替のリスクを分散するという意味でも大変重要だというふうに考えます。
 ケニアの政府は、債権者がサムライ債を発行する際、投資グレードとしてBB以上でなければならないと考えています。ケニアの政府は今Bプラスであります。これは、スタンダード・アンド・プアーズの格付であり、それ以外の機関の格付によります。しかし、ムーディーズの方は、ケニア政府は今Bプラスとなっています。サムライ債の恩恵というのを考え、ケニア政府は今後発行を考えていきたいというふうに考えております。今後、格付が改善したらば検討していきたいと考えております。
 しかし、JBICとも会っておりまして、どのように予算に資金を提供していくのかという話をしております。しかし、JBICの考えでは、現時点においてはサムライ債の発行というのが最もいいオプションだとは考えていないということでありました。事前の資金がかなり必要であるというのがその理由でした。
 そこで、JBICを活用し、ケニアはその信用を補完し、インフラ事業を支援していきたいというふうに考えております。例えば、モンバサ港の拡大などに関してそうです。
 以上です。ありがとうございます。

発言情報

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発言者: ソロモン・カランジャ・マイナ

speaker_id: 3236

日付: 2016-05-11

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等に関する特別委員会