石破茂の発言 (地方・消費者問題に関する特別委員会)
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○国務大臣(石破茂君) 過度な一極集中は、悪という言葉を使うかどうかは別として、国家のために決して望ましいと思っておりません。つまり、食料を生産し、再生可能エネルギーをつくり、そしてまた出生率が高い地方がどんどん衰退をして、消費都市でありますところの、食料を消費をし、そしてまたエネルギーを消費をし、出生率が全国圧倒的最低である東京だけが残るという、そういう日本国はあり得るかというと、そんな日本国はあり得ないと私は思っております。
東京は東京の持っている、例えば世界の金融の中心であるとか世界の文化の中心であるとか、そういう東京のメリットは最大限に生かすべく努力をしていかなければなりませんが、この東京にのみ過度な一極集中というのは決して国家全体のために望ましいものではない。そうすると、東京の人と富を全国にばらまきましょうなんぞというつまらぬ話ではなくて、東京の持っている良さを最大限生かしていくために、地方はそのために何ができるかという、お互いが裨益するような関係をどうやってつくるかであって、ともすれば二極対立みたいに論ぜられてきたものは変えねばならぬ。
ただ、東京一極集中の正体は、実は、十八歳で高等学校を出て、更に上の教育機関に行くときにどおんと集中が起こる、そして就職するときに地方からまた人がどおんとやってくるという、この二つが山となっておりまして、ここをどう解決するかというその個々具体論に答えを出さないと東京一極集中は止まらないという認識でございます。