石破茂の発言 (地方・消費者問題に関する特別委員会)
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○国務大臣(石破茂君) これは、私どものみならず、厚生労働省あるいは文部科学省、国土交通省等々の担当者によります連絡協議会的なものを発足をさせているのですが、その冒頭の会に出て、この事業は失敗することは絶対にあってはならないということを申し上げたのです。なぜならば、人一人一人の幸せ、人生の後半における幸せに関わることですから、これ失敗しました、ごめんなさいで済む話ではないので、想定されるあらゆる事態に対応できるように、各省において施策というものをきちんと用意をしていかねばならないということを申し上げました。
ですから、委員のお尋ねは、うまくいきますかと言われて、いきませんと答えるわけには絶対いかないのでありまして、それはうまくいかせなければならないものだと思っていますが、アメリカのCCRCというのも二千か所あると承知をいたしておりますが、これはどちらかというと、七十代、八十代の方々で富裕な層の方々を対象としたものであると。私も五十代をシニアと言われると何となく悲しい思いがしないわけではなくて、この言い方は何とかならないのかと役所で言いましたらば、シニアというのは決して否定的な言葉ではありませんと言われて、ああ、そうですかといったようなこともございましたが。
それはさておき、私どもとして、五十代、六十代のアクティブな方々が、第二の人生を地方で送りたいという御希望をお持ちの方が、首都圏に御在住の方々の男性の五割はそういうことを検討したことがある、あるいはそのようにしたいと思っておられるわけで、そういう方々の御希望をかなえる形で選択肢を、実現を可能にするための仕組みを整えたいと思っております。
つきましては、富裕な方々ではなくて、もちろん全ての方がこれが利用できるのが一番いいに決まっているのですが、国民年金、厚生年金を受給された方々が過度の御負担なくお住まいいただけるようなこと、そして、そこにおいて五十代、六十代から第二の人生として、中央で得た、別に名古屋でも大阪でもいいのですが、そこで得たいろんな知見を地方において生かせる場をつくりたいと思っております。そこにおいてある程度の収入がある、すなわち、最近、半農半Xとか、そういうような言葉もございますが、あるいは、それぞれのかつて住んでおられたところのおうちが家賃収入を十万とか十五万とか、中古住宅の流通市場を更に活性化させることによってそれが加わる、それに年金がプラスされる、そしてそこにおいて半農半Xみたいな形で何かの仕事をお持ちになるということで、本当に豊かな老後というものを送っていただける。
その際に配意しなければならないのは、高齢者の方々がたくさん来られることによって、その自治体に過度の負担、財政負担が生じないように、これは厚労省ともよくお話をしながら体制を整備してまいりたいと考えておるところでございます。