寺田典城の発言 (地方・消費者問題に関する特別委員会)
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○寺田典城君 良い顔をされなくても、進めなきゃならないときは進めなきゃならないと思うんです。
私は良い顔をされなかった知事でした。それから、国とパイプがありますかといっても、自民党と三期十二年戦ってきた知事ですから、パイプはどういうパイプ、要らないものを持ってこられたって困るからねという、こういう話。だから新しいことができるんですよ、いろんなことを、制度を変えることができるんです。それを、国の意向だとか自民党の先生方と懇意だからといって、例えば高速道路の何か造る場合は新直轄事業みたいなものを生み出して、県が二割とか三割負担しますから国で造ってくださいとかと、そういうことだってできるんですよね。なぜ、道路公団にやらないのとかと言われるときがあるんです。
それで、小泉さんが、また同じ、辞めるとき、格差の問題は制度を変えなければ解決しないという、やっぱり地方との格差はあの当時も問題になっていた。道路造った、橋造ったでは格差は是正されないと、一国二制度をいとわなきゃ、それを持っていかなきゃならないんじゃないのと。私は、二〇〇七年にそのことで一生懸命、自民党の税調会長、それから民主党の税調会長は藤井さんだったかな、歩いて、道州制になったらそれをできるんじゃないのという話で先延ばしなんですよ。
それで、まち・ひと・しごとの委員会は、法律変えなくても、何というんですか、やれることはやっていくことも正しいじゃないかと、石破さんもそうおっしゃるんです。それは確かにそのとおりだと思いますが。
例えば、この間、北海道新幹線が函館の近くの方まで行きましたね。あそこから、大沼公園の辺りから旭川まで高速道路が四百キロぐらいあるんですよ。料金は幾らかというと九千七百四十円なんですね。四百キロぐらいで一万円近くですよ。第二東名、海老名の辺りから、それから名古屋まで、三百十六キロで七千九十円。まあ料金はどうでもいいんですよ。どうでもいいんじゃない、関心もあります。
それで、ところが、その四百キロ造るのに調達原価というのは一兆二千億ですから、キロ三十億ぐらいでできているんですよ、一つの例として、北海道、東北なんかはキロ三十億ぐらいでできちゃう。ところが、第二東名とかはどのくらい掛かるかというんですから、四兆四千億ですから一キロ当たり百六十億。北海道みたいにずっと、東北みたいに大きくて広くて、たくさん長く長距離走らなきゃならぬところも同じ料金、キロ三十億でできる道路も同じ料金、キロ百五十億、二百億掛かるところも同じ料金。これは矛盾していると思わないですか、こういうの。例えばあちらに観光に行くといったって、やっぱり長距離掛けるんだから金も掛かるでしょうということですよ。
だから、地方創生でやれることで、どこかお門違いなところがあるんじゃないか。みんな全国一律でやろうとしているんですよ。その辺、石破大臣、変えることを考えてみませんか、一国二制度、そういうのをつくることをですね。