安井美沙子の発言 (地方・消費者問題に関する特別委員会)

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○安井美沙子君 それを聞きたかったんです。さっきの時間を返してください。
 そもそも今回の中央省庁移転というのは、地方からの発意を重視するということで手挙げ方式で始まりましたね。だけれども、この提案を受けた後に、国が公正中立でない理由でこれをこういうふうに仕分したら、結局、最初から国が決めたのと同じになっちゃうという私はイメージを持っています。
 各省庁の仕事の本質や詳細な業務内容について知る由もない地方の提案を受けて検証を始めるということ自体、私はおかしいというふうに疑問を呈しましたけれども、その後のプロセスを見て、ますます納得がいかなくなりました。結局、その提案を受けた後のプロセスが不明瞭なんですよ。ですから、このプロセス自体、私は大きな問題があるということを再度指摘したいと思います。
 例えば、大阪から提案のあった中小企業庁移転の提案ですね、近畿経済産業局の機能強化という結論に向かっていますけれども、石破大臣、四月四日の決算委員会で、中小企業庁長官は国会答弁が多い、他省庁との連携もあるとして移転を断念した理由を説明していらっしゃいました。それを言うならば、全省庁に対する消費者行政の司令塔であり、事故があれば緊急に担当官庁や官邸と連携しなければ仕事ができない消費者庁は、それ以上に移転ができないという判断になぜならないのか不思議でなりません。もし、担当大臣の意欲や当該自治体の政治力によってこういうことが決まっていくのであれば、恣意的で大問題だと思います。
 消費者庁、消費者委員会、国民生活センターの移転について、大臣は一貫してニュートラルな立場であると主張されていますが、一方で前のめりな発言が目立っています。
 資料の裏を御覧ください。幾つかこれまでの答弁を引用させていただきましたけれども、この中でも特に私がびっくりしたのは、最後ですね、課題がきちんとクリアできるということを確認できれば移転してまいりたいと思っています、できると思っているからやるわけでございましてというふうにおっしゃっていますよね。それから、一番最初、さっきもちょっとおっしゃいましたけれども、できるならば移転をする、問題があればその問題をどう解決していくかこれから考える。
 つまり、前にしか向いていない。私は非常に、何というんでしょうか、問題解決能力のある大臣だと思っておりますので、問題を見付けたら解決していくと、こう前にしか向いていらっしゃらないというふうに印象を持っています。この発言を見ていると、どう見ても移転ありきにしか見えないんですが、現時点での移転に対する御見解をお聞かせください。

発言情報

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発言者: 安井美沙子

speaker_id: 23442

日付: 2016-05-20

院: 参議院

会議名: 地方・消費者問題に関する特別委員会