安井美沙子の発言 (地方・消費者問題に関する特別委員会)

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安井美沙子君 いろいろ消費者行政に関わっている方々からの懸念の声が上がっています。この前実証実験した研修にしても、商品テストにしても、移転によって支障が出る可能性は枚挙にいとまがない。もし実証実験をするならば、こうした消費者行政のエッセンスとも言える部分は、私は全部やってみなきゃいけないと思います。事故の処理なんというのは実験はできません、実際に事故が起きていないので。例えば、そのときにちょうど事故が起こったら、そこでやったらどうなるかというのは恐ろしい実験ですけれども、そういった本当の消費者行政の中枢の部分を実験できない限りは、私は実証実験にはならないと思っています。
 ですから、最初に申し上げたように、当たり前のことを当たり前に考えて、これまでの消費者行政を振り返って、本当にこれが地方移転にふさわしいものなのかどうかをある程度は頭で考えてもらいたいと思うんです。
 徳島は、私は、全く地方としてすばらしいところだと思っておりますし、徳島が悪いと言っているわけではありませんが、消費者行政というのは絶対に動かしてはいけない省庁だというふうに思っています。是非、消費者庁をつくったこれまでの経緯、そしてそこに込められた思い、ようやく蓄積しつつあるノウハウ、人材、これまでに制定、改正した十本の法律等をよく振り返っていただきたいと思います。
 今審議中の特商法や消費者契約法も、せっかく成立しても、徳島に移転したら施行の場面で支障が出ないのか、大変心配です。現地での中途半端な検証でミスリーディングな結果を生むようなものはむしろやめて、東京で消費者行政に深く関わってきた方々の意見をよく聞いて、間違いのない判断をしていただきたいと心よりお願いをいたします。
 そして、さっき三木委員のお話を聞いていて思いましたけれども、来てみなければ分からないというふうに言っていただきましたので、是非この委員会で、徳島の移転に関わる現地での視察を希望したいと思います。参議院選挙が終わってからでも結構です。どうぞ検討いただけますように、委員長、お諮りをお願いいたします。

発言情報

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発言者: 安井美沙子

speaker_id: 23442

日付: 2016-05-20

院: 参議院

会議名: 地方・消費者問題に関する特別委員会