藤本祐司の発言 (内閣委員会)

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○藤本祐司君 確かにそうだと思います。もちろん、いろんな戦争が起きているところに行こうということはないと思いますけれども、治安が多少悪くてもやっぱりそこに魅力があれば行くと。また、例えばペルーのマチュピチュなんというところは、遠いしそんなに治安がいいわけではないにもかかわらず行っているということを考えれば、治安ということだけがやっぱり売り物にはならないんだろうなということはよく言われることなんだろうと思いますし、自然と言えば、日本ぐらいなものですよね、今流氷があってサンゴがある国という、両方持ち合わせている国というのはそうあるわけではなくて、アメリカぐらいしか多分ないのかもしれないんですが、そういうところ。
 ただ、文化に関して言うと、今の訪日外客を見てみますと、実は文化を本当に知ろうと思って行く人という割合がまだまだ、爆買いが注目を浴びているだけにちょっとそこのところが少ないので、それをどう売っていくのか。私もちょっとウィーンなんかに行ったことがあるんですが、博物館、美術館に行くと、十か国、十一か国のいわゆるオーディオガイドで済むんです。別に通訳いなくてもオーディオガイドだけあれば、それとパンフレットがあれば、表示なんというのは英語だけでも意外と済んじゃうというところがあるんですが、どちらかというと日本の場合は案内表示を多国語化しろとかという話があって、その施設、京都に行って、じゃ英語で聞けるかというとそれもないという、そういう状態でおもてなしとか言っている状態ではないんだろうなというのはつくづく思うわけなんです。
 最後の質問に、官房長官には最後の一つなんですが、やっぱり観光庁だけでは限界があるというのは、私、もうずっと前から、もう何十年も前から、あっ、何十年前には観光庁はありませんでしたが、国土交通省だけでは限界があるんだろうと。元々の観光の成り立ちは鉄道省から始まっているわけなんですけれども、その流れをくんでやっている。国際観光局を一九三〇年につくったときも、実は内閣の中につくった方がいいんじゃないかという意見もあったというふうには資料には載っているんですけれども、そのぐらいやっぱり総合的なんですね。
 農水省にしても厚労省にしても経産省にしても、文部科学省、特に文化庁、スポーツ庁なんかも、スポーツも教育という側面とオリンピック・パラリンピックで人を呼ぼうという、これはまさにスポーツで人を呼びましょうということになるのでかなり観光的な要素があるので、それで内閣あるいは内閣官房、内閣府で今やられるというのは非常に分かるんですが、そうなってくると、内閣、内閣府が肥大化しているからもっとスリム化しようというと逆行することになるので、やっぱりもうそういうのを総合的にトータルで、今の観光庁だけではなくて、やはりいろんな省庁のそういうツーリズム、観光に関連するようなところが、例えば経産省なんかにしても、最近、健康ツーリズムの認定をしようという話があったり、ヘルスツーリズムは実は厚労省に関係があったり、あるいはヘルスツーリズムも、最近は田んぼを耕したり畑耕したり土いじりするのがツーリズムだってやったり、もう本当に広がりがあるので、何か総合的な機関というか、内閣府あるいは内閣官房ではない何かそういう機関が省庁の中に必要な気がするんですね。これは私、もうずっと前からそう思っていたんですが、それに対してどういうふうに御認識をお持ちでしょうか。

発言情報

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発言者: 藤本祐司

speaker_id: 30800

日付: 2016-03-10

院: 参議院

会議名: 内閣委員会