加藤勝信の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(加藤勝信君) はい。
今の御指摘で、まず、我々がこの一億総活躍社会の実現ということを意識したのは、御承知のように、我が国の経済成長、これを更に進めていくときに、少子高齢化という構造的な課題があって、この隘路をやはり乗り越えていかなければならない、こういう思いであります。
具体的に、一億総活躍社会そのものは、もう総理がいろいろ言っておられますけれども、誰もが個性が尊重されて、家庭、地域、職場で将来の夢や希望に向けて取り組める、多様性が認められる社会であり、また、その実現のために一人一人の希望を拒むあらゆる制約を取り除き、活躍できる環境を整備していきたいと。そういう流れの中で、今、第一の矢である強い経済の実現、この成長果実、これを、第二、第三の矢であります子育て支援や社会保障の基盤強化、これを図っていく。そして、それによって子育てや介護と仕事が両立しやすくなることで、様々な人材が参加する、例えば働くことができるようになっていく。まさに、そうした社会というのは多様性が生まれてくる。
そして、多くの方々がより働くことが例えばできるということになれば、そうした多様性とあるいは労働参加率の向上、そういったものがイノベーションを通じた生産性の向上を促して、経済成長を加速していく。そして、そのことがまた成長を生み出し、果実を生み、そして子育て支援、社会保障の基盤を強化していく。こういう成長と分配の好循環をつくっていきたいと、こういうふうに思っております。
その中で、今、女性活躍と再チャレンジ、どういう関係かということでありますけれども、女性やあるいは一度失敗を経験した人を支援をしていく施策というのは、もちろん一億総活躍社会の実現に資するということであります。しかし、女性活躍は女性活躍として、今、男女共同参画基本計画に基づいた施策、あるいは、女性活躍推進法を去年成立していただきました、そういったものを一つ一つやる。
あるいは、再チャレンジについても、フリーターの常用雇用化、ニートの職業的自立、あるいは罪を犯した人の社会復帰、こういった施策を進めていくということで、それはそれぞれの分野で一つ一つ施策を更に深掘りをしていきたいと思っておりますし、また、一億総活躍における様々な、例えば希望出生率一・八の実現などの目標に向けた取組というのは女性活躍や再チャレンジの支援にも資するのではないかなと、こういうふうに思っておりまして、まさに一億総活躍という中に包摂していく部分はもちろんありますけれども、それぞれの施策というものをやっぱり一つ一つ深掘りし進めていく、そういうことで並行して一つ一つを進めていきたいと、こういうふうに思っております。