上月良祐の発言 (内閣委員会)
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○上月良祐君 自由民主党の茨城県の上月良祐です。
先ほど藤本先生の御質問で、観光振興の話が随分出ておりました。私も本当に同じ思いでございます。しっかり、インバウンドを含めて、国内旅行も含めてでありますけれども、観光をしっかり振興を図って、それで国内で適切に稼げないといけないと思いますし、日本国民が適切な給料をもらって働く場所が増えるということにならないと、つながらないといけないんだと思っております。厳し過ぎる給料で、厳し過ぎる労働条件でしか働けないといったようなことでは困りますし、さらに、その結果、大きな事故がこれ以上また起こるということになっては絶対にいけないんだというふうに思っております。
そういう意味で、規制緩和の在り方ということの一つの局面として、今日はバスの問題について議論をさせていただきたいと思っております。
まず、河野大臣にお聞きしたいと思います。
規制改革については、先日の所信の中で触れられておられまして、成長戦略の中核であるということで、私も全く同感でございます。特区であるものも含めてしっかりやっていくべきだと思っておりまして、更なる改革に迅速に取り組んでいただきたいと心から思っております。
その中で、これまで進めてきた改革が着実に実施されるよう、万全のフォローアップを行うということでおっしゃっておられました。まさに、もっと進めていくという意味でのフォローアップも必要だと思いますし、規制改革の結果をよく見て、必要な、何というんでしょうか、見直しというんでしょうか、そういったものも適切に講じていくべきだというふうに私は思っております。
規制の中には、経済規制と、参入規制みたいな経済規制と、安全規制、社会規制、そういったものがあると思っておりまして、原則緩和というのは、経済規制については大いに当てはまるんだと思います。チャレンジをしてみるべきだと思いますが、その結果、安全に影響があってはやっぱりいけないんだと思っております。安全規制についてはやはり少し考え方を、同じようには考えられないんじゃないかと思っておりますが、平成十二年の貸切りバスの規制緩和以降、平成十九年にあずみ野観光バスの事故、平成二十四年には関越の事故、そして平成二十八年、今年には軽井沢のスキーバス事故と、本当に大きな事故が定期的に相次いでいるわけであります。今回の事故では前途ある多くの若者が命を失ってしまったわけでありまして、十五人ということであります、そういう方々を含めて。本当に重たく受け止めないといけないというふうに私は思っております。
貸切りバスは、参入規制という経済規制、需給調整という経済規制をやめてしまった結果、思わぬ形で安全にまで影響が及んでしまった例だと思っております。事前規制から事後チェックというのはキャッチフレーズではありますけれども、こういった問題に関しては、事故が起こってしまうと、それで事後チェックというふうに言われてもなかなか手がありません。失われた命は戻ってこないものですから、やはりバスのような安全とか人命、特に人命に関わるようなものは、安全が確保できる意思や能力のある人しか参入できないし続けられないというような、事前の規制あるいは事後の規制というんですか、途中段階の規制が必要ではないかと思っております。
規制緩和について、その経済的規制と社会、安全規制に関してどんなふうに大臣が思っておられるか、お考えをお聞きしたいと思います。