宮城直樹の発言 (内閣委員会)
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○政府参考人(宮城直樹君) 今ございました総務省からの勧告でございますが、この勧告の内容といたしましては、一つは、貸切りバス事業における安全確保対策の徹底というのがございました。それから、収受する運賃の実態把握の実施と公示運賃の検証という話がございました。それから、旅行業者への指導監督の強化という話がございました。そして加えて、貸切りバス事業者に対する監査の効率的、効果的な実施と、こういった項目について指摘いただきました。
これを受けまして、これと併せまして、平成二十四年のあの関越自動車道の事故を踏まえまして、平成二十五年の四月、この年でございますが、このときに高速・貸切バスの安全・安心回復プラン、こういったものを作らせていただきました。この中におきまして、一つは、高速ツアーバス、これは実は旅行業者とそれからバス事業者と必ずしもその責任がはっきりしない状況でお客さんを乗せると、こういった形のものでございました。これにつきまして、こういった形の事業を廃止いたしまして、新高速バス、これは乗り合いバスでございます、こういったものに移行する一本化という形の対策を取りました。
あわせまして、この貸切りバスの安全性の向上といたしまして、これまでは参入時は基本的には書類審査だけであったものを、これを実地に見に行く、営業所を見に行く、それから参入後には原則一年以内に監査へ入る、こういったことをすると、こういったことで安全性のチェックの向上を図ってまいりました。あわせまして、今度は経営者の側から安全性の向上策を図るために、運輸安全マネジメント、こういった仕組みをつくりまして、これによりましていわゆる経営者の方の安全意識向上を図ると、こういったことをやってまいりました。それに加えまして、安全コストを反映した新運賃、料金の制度も導入いたしました。
ただ、いずれにしましても、こういったものが必ずしも十分な効果を上げなかったということは、今回、非常に重く受け止めているところでございます。