櫻井充の発言 (内閣委員会)
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○櫻井充君 現実的なお話させていただきますと、例えば東北六県で仙台に集めましたと。最後はこのレセプトそのものをチェックしなきゃいけないんですよね。機械でチェックできるわけではなく、最後は全部医者がチェックすることになっています。そうなると、青森県からのレセプトから秋田県からのレセプトから、何から何まで宮城県の医者が見ることになるんですよ。マンパワー絶対足りないですからね、言っておきますけど。こんなもの物理的に無理で、今だってその支払基金の審査をやるという雑務に追われていること自体が大変なので辞めたいと言っている人たちがもう相当いるわけですよ。
だけど、これがないとかなり大変なんです。例えば、僕自身はぜんそくの患者さんも診ていましたが、薬の例えば何錠までとかという制限があるんですが、それでは血中の例えばテオフィリンという薬の濃度が上がらないものだから、九錠や十二錠投与しないとぜんそくのコントロールの付かない人たちがあの当時いたんですね、今はいい薬になって随分変わりましたけど。だけど、そういう場合に一々、そこのところで医療人じゃないとやり取りができないんですよ。どういう理由で、そして、しかもあの当時は血中濃度の測定も義務付けられたんで、血中濃度はこうですからねと言って、それで初めて、じゃこれは認めましょうということになっているんですよ。だから、どこに一体問題があって、どこをどうしなきゃいけないのかというのは、ちょっと僕は違うと思っているんです。
ただし、改善点があるとすれば、今は病名と検査、病名と治療、もう病名が正しいことありきでずっとやってきているんです。もし本当に問題点があってそこを探していきたいとすれば、病名があって検査をしました、その陽性率が本当に適正かどうかを見てもらいたいんです。要するに、何でも検査しているところもいっぱいあるんです。そういう何でもいっぱい検査やっているから医療費が膨らんでくるのであって、これは、僕は財務省とそれから厚生労働省両方いたから両方に言っているんです。そういうチェックをすべきですよ。
今のレセプトのチェック上言うと、繰り返しになりますが、今の治療や病名と薬、こういったものをそこから何かの無駄を見出してこようというのは難しいと思います。なぜなら、もう一つ言っておきますと、その使った薬、使った検査によってもう今コンピューターは全部病名出してくれていますから、そのまま出してくれますから。だから、やっぱりそういうことではなくて、現場でどういうことが起こっているかということをちゃんと判断した上でやらないと、医療の効率化というのは私は進んでいかないと思っています。
そういう意味で、今の支払基金の議論は、残念ながら私は、骨格は今までどおりでよくて、もし問題があるんであればマイナーチェンジ、どっかでするかどうかというだけの話だと思っていますが、いかがですか。