山田修路の発言 (農林水産委員会)
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○山田修路君 ありがとうございました。
TPP協定については、厳しい交渉環境の中で、先ほど大臣からもお話がありましたけれども、我が国としてはかなりの成果を得ることができたのではないかというふうに思っています。もちろん、交渉事ですので、私も前そういう仕事をしておりましたけれども、こちらの主張が一〇〇%通るということは交渉事ですからあり得ないわけであります。また、先ほど来お話ありますように、我が国の第一次産業にも影響が及ぶと、その見方はいろいろありますけれども、及ぶということであります。
しかしながら、日本農業新聞にあるように、不安がある、しかし国内対策はしっかりやってもらいたいということで何とか不安が解消できるのではないかというようなことも読み取れるわけでありますので、私もやはり国内対策をしっかりやっていけば乗り越えられないようなものではないというふうに考えております。この交渉を再度やり直したらいいんじゃないかというような御意見の方もおられると思いますけれども、とても再度やったからといって今より良くなるものではないというふうに思っています。
是非、周知の話が本当に重要だと思いますので、更なる努力、そして国内対策は秋にまた決めていくということですので、この対策もしっかりお願いをしたいというふうに、これはお願いを申し上げることといたします。
そして次に、TPPの経済全体に対する効果についてお伺いをしておきたいというふうに思います。
TPPのGDPに及ぼす影響ですけれども、交渉の開始時点、その前の時点では、民主党政権時代では三つの試算があって非常に混乱をしたということで、交渉開始の当時は一つにまとめようということで試算をしたと。貿易による効果が取りあえず試算をされたわけですが、そのときにはたしか三・二兆円という試算であったわけでございます。今回、交渉の結果、それが、貿易による効果は一・八兆円ということになりました。一方で、当初には計算をしていなかった貿易以外の要因についても今回それが公表されて、十三・六兆円ということで試算をされたわけでございます。
なぜ当初そういった貿易以外の影響も含めた試算がなされなかったのか、どうして今回それがなされるようになったのか。そしてまた、この貿易以外の効果というものにはどのようなものが含まれているのか。TPP交渉全体の影響を評価したものなのか、あるいはやはりまだ一部分であるのか。その辺について、このことをお伺いしたいと思います。