澁谷和久の発言 (農林水産委員会)

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○政府参考人(澁谷和久君) お答え申し上げます。
 日本以外の各国が二国間のFTA、EPAを数多く締結している中で、我が国の貿易に占めるFTAのカバー率は、TPPが発効しない状態でございますと、つまり現状では二二%、韓国や中国よりも劣後している状況でございます。このFTAのカバー率が低いままでございますと、製造業の立地拠点としての魅力が相対的に低くなるということでございますので、むしろ産業空洞化が加速することが懸念されているところでございます。
 TPPによりましてFTAカバー率が大きく向上すること、またルール面で、例えば原産地規則における完全累積制度の導入などで、技術力を持った地方の中堅・中小企業を始めとする我が国の企業が国内にいながらにして海外展開ができるということが可能になるものでございます。また、TPPによりましてベトナムなどの関税が撤廃されることを受けて、海外に出ていた工場を我が国の国内に戻すことを検討している企業も出てきているところでございます。
 TPPが国内の産業、特に地方の産業を活性化する契機となることが期待されておりまして、政府としてもこのような動きを積極的に支援してまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 澁谷和久

speaker_id: 4796

日付: 2016-03-31

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会