小松親次郎の発言 (文教科学委員会)
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○政府参考人(小松親次郎君) お答え申し上げます。
お尋ねの件、現在、中央教育審議会で検討されているところでございますけれども、昨年八月に、関係の特別部会から論点整理というものが示されております。この中では、これからの時代に求められる資質、能力として、国家及び社会の形成者として必要な知識や思考力等を基盤として選択、判断等を行い、課題を解決していくために必要な力等を全ての高校生に共通に育んでいくということや、社会科、地理歴史科、公民科において、各学校段階を通じて、社会との関わりを意識した課題解決的な学習活動の充実を図ることが示されております。
そこで、これを踏まえまして、現在、中央教育審議会におきましては、高等学校における新たな必履修科目として、公民科に、主体的な社会参画に必要な力を、人間としての在り方、生き方の考察と関わらせながら実践的に育む公共、これは仮称でございますけれども、といったものを設置し、それからまた地理歴史科に、自国のこととグローバルなことが影響し合ったりつながったりする歴史の諸相を近現代史を中心に学ぶ歴史総合、これも仮称でございますが、それから、持続可能な社会づくりに必要な地理的な見方や考え方を育む地理総合、仮称でございますけれども、こういったものを設けることについて検討が進められているという状況にございます。
それから、今高校について申し上げましたが、小中学校の社会科につきましては、こうした高等学校における新科目に関する議論も踏まえながら、小中学校における世界に関する学習の扱いや政治的教養を育む教育の扱いも含めまして、社会科等において育成する資質、能力について検討が進められております。
そして、これらと密接に関連するものとして、御指摘ございましたキャリア教育、職業教育の充実に関しましては、小中高等学校の発達の段階に応じた勤労観、職業観を養うためのキャリア教育の推進や、高等学校における職業に関する教科について、職業の多様化や職業人として求められる知識、技術、技能の高度化に対応した実践的な教育の充実ということについて現在検討が進められている状況にございます。