石兼公博の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)
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○政府参考人(石兼公博君) 五月の六日から九日にかけまして、朝鮮労働党第七回党大会が開催されました。ここにおきまして金正恩党委員長は党の活動総括報告を行ったところでございます。
そして、この報告の中で金正恩委員長は、経済建設とそれから核武力建設の並進路線、これを恒久的に維持すべき戦略的路線というふうに位置付けるとともに、党規約の改正を行ってこの並進路線を明記いたしました。
また、金正恩委員長は、核武力を質、量的に更に強化していく意思、また、いわゆる彼らの言うところの衛星、衛星の打ち上げを継続する姿勢を強調いたしました。もちろん、安保理決議や六者会合共同声明を遵守することなくこうした意思を示したということは断じて受け入れることができるところではございません。
また、金正恩委員長は、情勢が今後いかに変わろうとも、周辺関係が変わろうと、自主、先軍、社会主義の不変の針路に従って進むということを言っております。
経済につきましては、金正恩体制におきまして初めて国家経済発展五か年戦略、これを発表いたしまして、電力問題を含む北朝鮮の経済課題について言及いたしました。
党大会では党指導部の選出も行われました。特に、経済政策を担う朴奉珠首相が政治局常務委員になりましたこと、あるいは李洙ヨン外相が政治局員になるなど、高位の幹部の交代もあったところでございます。
なお、先ほど申し上げましたように、北朝鮮においては、先軍の針路は変わらないとは言っておりますが、今回三十六年ぶりに党大会が開催されたことからも、党の役割をこれまでよりも重視していると、このように受け止めておる次第でございます。