阿達雅志の発言 (予算委員会)
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○阿達雅志君 今回、インドとの関係というのは、やはりこれは戦略的に見ても非常に大事なところだと思いますし、またそういう中でこういう新しいタイプのインフラを展開する、非常に大事なことだと思います。
そういう中で、今回、日本政府は、この高速鉄道に関して前例のない柔軟なファイナンスを提供するなど、ビジネスリスク軽減に大変な配慮をされていると思います。ただ、こういう鉄道事業あるいはインフラ事業というのは初期投資コストが巨大で、そしてまた運賃収益が公共性で縛られるという特性から、短期的には事業性が非常に成り立ちにくい非常に難しいプロジェクトでございます。実際のプロジェクト実現に向けては、民間事業者においてもまだまだこれからいろいろなハードルもあると思います。
しかし、時速三百キロの新幹線を列車間隔三分で時間どおりに安全に運行できるという日本のソフトのすばらしさ、これは日本人の誠実さがあってのことだと思います。日本人の勤勉によってこういうハードの輸出にとどまらないソフトパワー、これを世界に展開していくということは、日本の存在感を更に世界に示すことができるかと思います。是非、官民しっかりタッグを組んで、そして一日も早い完成、そして成功のために取組をお願いしたいと思います。
日本国内においても、昨年は北陸新幹線の開業、この春には北海道新幹線の開業が言われております。また、リニア新幹線の建設など鉄道の話題には事欠きません。そして、今、トラック輸送から鉄道貨物へとモーダルシフトという議論もなされております。地球温暖化対策の一つとして、そしてまた先ほどありましたようなサービス産業での効率化の一環として、やはりこういう鉄道というのが今また着目をされている、世界中で鉄道の時代が再来しているのではないかと思います。
そして、この鉄道というのは観光にとっても非常に大きな意味を持っているかと思います。そこで、ちょっと観光について御質問をさせていただきたいと思います。
二〇一三年に初めて一千万人を超えたインバウンド観光客が、二〇一五年、ほぼ二千万人、二年で倍増いたしました。ビザ要件の緩和、免税品の拡大、これを政府が決断された結果、これだけのことが起こりました。
今回、政府では三千万人に目標を引き上げるための検討を開始をされたと聞いております。また、今回の予算案でも観光予算、関連予算は百四億円から二百四十五億円に大幅に増額をされるなど、観光に対する、今政府は非常に注目をされているものと思います。
政府には観光ビジョン構想会議が設置され、官房長官がワーキンググループの座長になられました。構想会議設置の目的について、官房長官のお考えをお聞かせいただけますでしょうか。