菅義偉の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(菅義偉君) まず、我が国は豊かな観光資源に恵まれて、また成長著しいアジア諸国の近隣に位置しております。まさに観光立国の大きなポテンシャルを有しており、その推進は成長戦略の大きな柱の一つであります。
安倍政権発足をして、今御説明いただきましたけれども、ビザの戦略的な緩和、消費税免税制度の拡充という大胆な規制改革を行いました。さらに、継続した訪日プロモーション、こうした取組によって、この三年間で、前政権の二〇一二年の八百三十六万人から、実は今朝発表しましたけれども、三年目で千九百七十四万人に昨年は達成をいたしております。二〇二〇年の目標であった二千万人がもう目前であります。そして、その消費額も、二〇一二年には一兆八百四十六億円でしたけれども、昨年は三兆四千七百七十一億円まで増加をいたしました。そして、心配しました外国人犯罪でありますけれども、治安当局の大変な御努力もありまして、結果としてこの三年間は足下、減少であります。
しかしながら、外国人旅行客の増加に、真に我が国の地方創生や成長に資するような観点からは、空港や宿泊等の受入れ体制の整備、さらには地方の魅力ある文化を始めとする観光資源の更なる磨き上げ、そしてまたゴールデンルートに集中している外国人旅行者を地方への誘客、こうしたことを取り組むことはまさに山積をいたしております。
そのために、次の時代の新たな目標設定のために必要な検討を行うべく、昨年十一月、総理を議長とする観光ビジョン構想会議を設立をいたしました。本会議では、予見を持たずにあらゆる角度から検討を行って、真の地方創生、国際的な相互理解の増進にもつながる大胆な取組をしっかりと打ち出したいというふうに考えております。新たな目標の設定とそのために必要な対応について、年度内を目途にビジョンを定める予定でありますので、三千万になるのか、三千万超えを目指すのか、そういうことも含めて年度内に結論を出したいと思います。