麻生太郎の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘がありましたように、一昨年、比べてみますと、百五ドル、十ドルだった石油が、バレル、バレルですよ、バレルで三十ドル切るような話になっておりますいわゆる原油価格の低下とか、そういうのが結果的に各国の株式市場等々に非常に大きな影響を与えておりまして、世界経済としては、全体としては緩やかに回復基調にありますし、もちろん日本の各企業を見ましても経常利益が史上空前というようなことも出してきておりますので、私どもとしては、回復というものは今後とも緩やかではありますけれども確実に続いていくと、まずそう思っております。
 しかしながら、今御指摘のありましたように、個別のリスクというのは必ずありますし、加えて、イランが新たに経済制裁の解除に伴って石油市場に入ってくるということは更に石油価格が下がる可能性を秘めているということだろうと思っておりますので、大きな問題があろうかとは存じますが、同時にそれは、日本にとりましては、まあ御家庭においての光熱費、工場においての原価の下落等々にいい面もあることも確かですが、同時に、新興国の経済というものの減速等々が石油価格の方にマイナスに影響している、買いませんからというようなことも確かにあるのは事実ですから、もう。
 そういったことを考えますのと、もう一点は、やっぱり隣の中国の内容が、今、基本的にはもうG20等々で昨年から何回か指摘しておりますけれども、過剰設備、そして過剰信用等々の構造問題というものが一刻も早く解決を求められているんだと思いますが、そういったことを考えながらも、我々としては、米国の金融が正常化し始めている等々によって金利が少しずつ上がってくるであろう等々、いろんな問題を考えなければならぬとは思っておりますけれども、我々としては、今の市場に右往左往するようなことではなくて、基本としてはG7という国際社会ときちっと連携を取りながら、我々としては、まずは補正予算を早期に成立させていただいて、そして経済の好循環というものを確固たるものにしていくというものによって我々の施策を着実に進めてまいりたいと、さように考えております。

発言情報

speech_id: 119015261X00420160119_017

発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2016-01-19

院: 参議院

会議名: 予算委員会