安倍晋三の発言 (予算委員会)
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 厚生労働大臣に届けられた署名やコメントについては、私もそれを受け取りまして拝見をさせていただきました。子供が生まれた、一生懸命子育ても頑張りたい、でも仕事を続けたい、あるいは仕事を続けなくてはならない、にもかかわらず、保育所になかなか預けることができないという切迫感あるいは切実な思いが伝わってまいりました。
日本が少子化社会を克服していくためには、子供を産み育てる若い家族を取り巻く環境をもっともっと温かくしていく、そして配慮をしていく、配慮に満ちたものにしていかなければならないと考えています。大変苦労も多い子育てと仕事を両立をさせていこう、あるいはさせていかなければならないと、そう考える中で頑張っている皆さんを温かくサポートできない社会であってはならないと、改めてこのように思ったところでございます。
安倍政権では、発足以来、女性の活躍に政権を挙げて取り組み、推進をして、女性の活躍を推進してまいりました。特に、政権交代後間もない二〇一三年四月に、二〇一七年度末までの五年間で四十万人分の保育の受皿を整備することを目標とした待機児童解消加速化プランを打ち出し、重点的に取り組んでまいりました。同プランの下での実績として、保育の受皿拡大のペースは政権交代前の約二倍になっています。二〇一三年度と二〇一四年度の二年間で二十二万人分の受皿拡大を達成をいたしました。その過程で、働く女性のニーズを把握し、これに対応して制度を着実に改善もしてきたところであります。
加えて、希望出生率一・八の実現に向けて、昨年末の緊急対策に盛り込んだとおり、二〇一七年度末までの保育の受皿整備量を四十万人分から五十万人分に上積みをすることといたしました。既に保育の現場で働いている方々については、人事院勧告に従った処遇改善を行うとともに、今年度の当初予算において、消費税財源を活用し、三%相当処遇を改善したところであります。
しかしながら、保育の受皿整備を上回るペースで申込みが増えていることから、今後とも、仕事と子育てが両立できるよう、働く方々の気持ちを受け止めながら、待機児童ゼロに向けて万全を期してまいりたいと考えています。