石破茂の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(石破茂君) 高知はいろんな御縁をいただいてよく出張させていただくんですが、行くたびになかなかすごいところだと感銘を受けるのは、なかなか道路というものが、特に宿毛でありますとか土佐清水でありますとか、ああいうところから空港まで行こうと思うと相当の時間を要するのであります。ですから、道路の整備につきましては、私も山陰鳥取でありますが、委員と思いを同じくするものであります。
ただ、委員もよく御案内のとおり、道路さえ付けりゃうまくいくかというと、ストロー効果とかバキューム効果とか言いまして、それができたことによって寂れちゃったところもいっぱいあるわけであります。ですから、道路整備はやっていかねばなりません。道路ってつながって何ぼなので、つながらなければ全く意味がないと思っております。ミッシングリンクの解消というのはそういう意味であります。
あわせまして、例えば秋田から金沢へ行こうと思うと、一回東京へ飛行機で出た方が早いわけですね。私の鳥取から総理の山口に行こうと思っても、一回東京へ出た方が早いわけですね。委員の高知から私の鳥取へ行こうと思っても、多分東京へ一回出た方が早いわけであります。これは何かおかしくないかという思いが強くございます。
そして、偏在というお話でありますが、明治以来、この首都に一体どれだけのお金が投ぜられたかということを考えなければいけないと思っております。それは、我々の、その地方のきっと何百倍のお金がこの首都東京に投ぜられたわけでありまして、偏在というのは今の時点だけ見てはいけないと思っております。これは堺屋太一先生がよく御指摘になることでありますが、どこまで蓄積をされてきたのかということも見ていかなければなりません。
道路整備というものは本当に急がなければなりませんが、と同時に、その地域ならではのものをつくっていただく、そのことによって道路が更に大きな効果を生むものでありますし、地方の発展というものはそれと併せて考える必要があると常に強く思っておるところでございます。