小野次郎の発言 (予算委員会)
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○小野次郎君 小野次郎です。
私は、警察の出身でありますから、国政で活動を始めて十一年になりますけれども、世界一安心、安全な国日本を実現するというのをライフワークに取り組んでまいりました。今日も、集中審議のテーマもありますけれども、人間の安全保障も含めて様々な角度からお尋ねしてまいりたいと思います。
総理、春は、就学、進学、そして転校など、子供さんの環境が大きく変わる季節です。二〇一二年四月には、京都府亀岡市でたくさんの方が亡くなったり負傷する交通死亡事故もありました。
通学路の安全確保に関する法律案を我々野党は二〇一二年以来五回にわたって国会に提出してきました。子供の安全というのを考えていくと、交通事故だけじゃないということが分かってくるんです。鉄道の線路の危険があったり水路の危険があったり、裏に畑があるんだけどそっちは防犯灯が付いていなかったりして何か痴漢が出るとか変質者が出るとか、だから仕方なく交通量の多い大通りを渡らなきゃいけない、いろんな安全が一体になって子供さんの環境をつくっているということが分かりました。
我々は、そういったヒアリング、皆さんからのお話も伺った上で、各学区ごとにヒヤリ・ハットマップを共同で作成するなど、行政の目線でやるんじゃなくて、現場目線、生活目線で、お子さん自身や保護者が対等な立場から危険箇所の確認とか改善策の提案を行政当局にできるという画期的な安全協議会の設置をこの法律案で規定しています。
総理、漢字が読めない、文字が読めない年齢の人たちから見ると、危険が察知できないことってあるんです。あるいは身長が百六十センチ、百七十センチの人間なら気が付く見通しがいいところなんだけれども、一メーターのお子さんからは見通せない場所とかがあるんです。やっぱり子供さんの目線あるいは保護者の目線で、行政が何か陳情を受けましたとか、あるいは地方議員の方が行政に口利いてくれるとかそういう何か形じゃなくて、もっと円卓、ラウンドテーブルの形で、子供さんの声も踏まえて保護者の方が対等な立場で行政当局に提案できるような、そんな仕組みをつくるべきだとお考えになりませんか。