加藤出の発言 (予算委員会公聴会)

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○公述人(加藤出君) 現状は御指摘のように世界経済、調整局面ということかと思います。二〇〇〇年代に入ってからBRICSを中心とする新興国が急成長してきたわけですけれども、金融危機の後に先進国の金融緩和策でそういったところに先進国からお金が大量に流れていったということで過剰債務傾向になって、そこの今行き過ぎの部分の調整が行われているということだと思います。
 このため、ここの調整はまだしばらく続くんだと思いますけれども、ただ、もうちょっと長い目で見ますと、私の資料を見ていただきますと、十六ページ目、御覧いただければと思いますが、十六ページ目に、働く世代の二十歳から六十四歳の人口の推移を載せていますが、九五年を一〇〇として見ますと、日本のように減っていくところもあるわけですけれども、水色の線で、世界を見ますと、世界はこれ堅調に増加していくわけですので、そういう意味では、今調整局面だけれども、そこを乗り越えていけばまた新しい需要もいろいろ生まれてくるということだろうと思いますので、ただ、この増加していく部分というのはイスラム圏の人たちが多いということもありますので、そこをいかにうまく経済を一緒にやっていくかという大きな課題にはなりますけれども、長い目で見ればまだまだ成長のチャンスはある。
 あるいは、調整局面においても、例えば中国も、消費やITなどを中心とするよくニューチャイナと言われる部分がありますけれども、そういったところはまだ伸びていきますから、セクターによっては探していけば海外に成長のパイというのはあるんだと思いますので、個々の企業の方々もそういうところをいかにうまく狙っていくかということが大事なのかなと思います。

発言情報

speech_id: 119015262X00120160310_036

発言者: 加藤出

speaker_id: 34924

日付: 2016-03-10

院: 参議院

会議名: 予算委員会公聴会