加藤出の発言 (予算委員会公聴会)
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○公述人(加藤出君) GDPに対する国民の税負担の比率も小さいわけですから、欧米と比べますと、平均と比べますと、ですので、そこは非常に不思議な議論でもありますが。やや表面的な議論ですけれども、ヨーロッパの場合、内税方式が多いですから、実際のところ幾らVATが、付加価値税が取られているのか見えにくいというのがありますね。また、軽減税率のこれは良しあしの問題でもありますが、複雑過ぎて、町の一般の人に付加価値税幾らですかと言うと、普通の人は答えられないですね。あるいは、増税があったときも、いや、よく分からないんだよねという話で、まあ、これは増税する側にしてみるとむしろ利点なのかもしれませんけれども、その分いろいろ問題も起きますけれども、まず表示の仕方の問題というのが一つあるかとは思います。
あとは、社会福祉等々も含めての痛税感というものがやっぱり感じやすくなってしまっているということなのだと思いますけれども、ただ、景気が良くなったら上げましょうという議論だけしていくと、今のように日本の潜在成長率、日銀の試算でもプラス〇・二前後ぐらいしかないので、ちょっとした、外需が弱かったりするとすぐマイナスに行ってしまうと。そうすると増税ができないということになると、いつまでもできないということになり、結局若い人たちが自分たちの社会保障は大丈夫なのかというふうにいずれやっぱり怒り出すということになるでしょうから、全体の議論をいかにやっていくかという、まあ難しい話ではありますけれども、目先の景気の話と中長期的な財政再建の話と両面で議論することが必要かと思います。