加藤出の発言 (予算委員会公聴会)
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○公述人(加藤出君) 財政黒字の状況でも経済がある程度成長しているという状況を維持しているというのは、非常にドイツにやっぱり見習う点は多いんだろうと思います。
ただ、公共事業、あるいは学校の校舎が大分傷んでいるとか、そういうところはやっぱりめり張り付けて対応してもいいんだろうと思いますけれども、一方で、今日もECBの理事会がありますけれども、ECBがもっと緩和を常にしたがるわけですが、ドイツの中央銀行、ブンデスバンクは量的緩和策の拡大になかなか渋いですけれども、理由の一つは、マイナス金利となってしまった国債を中央銀行が買うことのリスクというものを非常に気にしていて、それはその中央銀行にリスクが、損失が発生し得るということなんですが、今、日本の国債の金利もマイナスに入ってきていますから、日銀がどんどんどんどん国債を買うと、日銀が持っている国債の利回りがいずれマイナスに近く下がっていきますので、将来、日銀に損失が出やすくなってくると、出口政策に行くときにですね。それは、結局は、もし日銀に損失が出れば財政で負担しなくてはならなくなってきますし、その辺でやっぱり日本はいろんな意味でそこの感覚がドイツに比べると弱いなというところもありますので、ドイツにやっぱり学ぶべきところもあるというようには思います。