加藤出の発言 (予算委員会公聴会)

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○公述人(加藤出君) 元々、アベノミクス始まったときに三本の矢という形で始まったわけで、第一の矢である金融緩和策というのは、海外と比較しても類を見ないほどの大胆な積極的な政策が行われているわけです。第二の矢に関しては、財政上の制約がどうしても出てきてしまいますから、そこは限られてしまうわけですけれども、やはり第三の矢が、即効性はないものの、地道に潜在成長率を上げていくような対策を少しずつでも取っていくという方向性がより出てこないと、旧第一の矢だけでやろうとすると、このマイナス金利政策というある種奇策にまでも踏み込まざるを得なくなってしまっているということでもあるんだと思います。
 デフレからの脱却、インフレ率をマイナスからプラス圏に持っていくということは必要だと思うんですが、長い目で見れば、二%程度のインフレに持っていければ海外との為替レートの関係においてもそれは望ましいことだと思いますが、ただ余りに短期的に二%を目指そうとすると、今の状況ですと金融政策に対する負担が掛かり過ぎて、かえって一般の人たちが不安に思ってしまうような領域に金融政策が行ってしまいますので、そこは総合的な対策、そういう意味ではポリシーミックスということにもなりますけれども、合わせ技でやっていく必要があると思います。

発言情報

speech_id: 119015262X00120160310_083

発言者: 加藤出

speaker_id: 34924

日付: 2016-03-10

院: 参議院

会議名: 予算委員会公聴会