加藤出の発言 (予算委員会公聴会)
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○公述人(加藤出君) 中国の問題、中国経済、従来の重厚長大産業、特に債務を膨らませながら過剰な生産ラインをつくってしまったというような部分のオールドチャイナと呼ばれる部分と、一方で消費やIT、環境関連などを中心とするニューチャイナと呼ばれる部分があるかと思いますが、中国経済全体としてサービス産業がもうGDPの五割を超えてきていますので、オールドチャイナの方の調整はまだまだ続くということだと思いますし、あるいは不動産関連の過剰投資の調整もまだまだ続くということだと思いますが、中国の場合、中央政府の財政の状態は比較的まだゆとりがありますので、財政支出をしながらオールドチャイナのソフトランディングをやっていくということだろうとは思います。
日本からすると、オールドチャイナの方に投資してしまうとなかなかそこは打撃を受けてしまうわけですけれども、まだ伸びる余地があるニューチャイナの方にアプローチしていけば、全体としての中国の成長は落ちていても、日本企業が稼げるチャンスというのはまだまだあるのではないかなとも思いますので、何分減速しているとはいえ巨大な経済、もう日本経済をはるかに上回る巨大な経済で、六%台に成長が落ちているといっても毎年増える部分が非常に巨大ですから、やっぱりそこのパイをうまく取っていくということが日本企業にとっては重要ではないかなと思います。