小野次郎の発言 (予算委員会公聴会)

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○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。
 私からはまず小林公述人にお伺いしますが、私は去年、おととしか、集団的自衛権の話が国会でもなり、また法案の形も出てきたときに、何か過去からずっと安全保障に関する、特に自国防衛の充実強化に対する議論の中で、ゆがんできている気がしたんですね。つまり、集団的自衛権の話をしなくたって、もっと手前に越えるべき、また越えることができるハードルがあったんじゃないかというのをずっと思っていまして、それは先生自身が雑誌につい最近お書きになったやつにも分かりやすく書いてあるんですけれども。
 私は警察出身なんですね。だから、どっちかといえば刑法の正当防衛とか何かという方はもう身に付いているわけですけれども、例えば、兵器を使用した、武器を使用したかどうかという価値判断なんですけれども、銃を人に向けて服を脱げとか金を出せとか言ったら、それは立派に兵器を使用したと言えるんだと思うんですよ。つまり、特に丸腰の人が言うことを聞かざるを得ないという状態になればそれはもう立派に使用したことになるので。
 それを兵器のレベルに変えるならば、もう例の糧道を断つという答弁の基になったみたいに、重要港湾の前に潜水艦を全部、もう猫の子一匹かな、出入りできないように配置されてしまって、日本への物資の流通も人の出入りもできなくなって、その上で政治的な要求を突き付けられて、日本はそれに応じなきゃいけなくなったという事態においては、それは弾が一発も撃たれていなくても十分に自国防衛のために反撃することは憲法も容認していると思うんですけれども。
 その辺の議論がなくて、撃たれていないときは全部集団的自衛権で対応するしかないんだみたいな話になっちゃったというのは、どこかゆがんでいるような気がするんですけれども、先生、そうお思いになりませんか。

発言情報

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発言者: 小野次郎

speaker_id: 26000

日付: 2016-03-10

院: 参議院

会議名: 予算委員会公聴会