稲田朋美の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(稲田朋美君) お答えする前に、八月三日に防衛大臣に就任をいたしました稲田朋美でございます。委員の先生方には、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、ただいまの質問ですが、我が国を取り巻く安全保障環境、大変厳しくなっていて、特に北朝鮮におきましては、年が明けてから二回の核実験、そして弾道ミサイルは二十一発。さらに、委員御指摘のとおり、いつどこでも撃てる体制で、同じ場所から三発の弾道ミサイルを我が国の排他的経済水域に同時に着水するなど、確実にその技術は向上している。また、弾道ミサイルの脅威から国民の生命、財産を守るべき万全を期さなければならないと考えております。
三つの観点から、一つは我が国自身の防衛力の強化、二つ目は日米同盟の強化、そして三つ目は関係各国との関係強化だというふうに思っています。
我が国の現在の弾道ミサイル防衛のシステムについては、先ほど事務方からお話ありましたように、海上自衛隊のSM3ミサイル搭載のイージス艦、さらには航空自衛隊のPAC3ミサイルによる迎撃を組み合わせた多層防衛を行っております。
その上で、北朝鮮の弾道ミサイル能力が一層向上している可能性を踏まえて、高度なミサイル等に対応できる能力向上型迎撃ミサイルを導入することとし、SM3ブロックⅡAの新規取得、さらにはPAC3MSE弾の新規取得を進めることといたしております。また、移動式発射機による探知が困難なミサイルの発射、さらには常時継続的な弾道ミサイル対処体制が必要であるため、イージス艦の増勢を進めるとともに、新たな装備品を含め、将来の弾道ミサイル体制の調査研究を実施することといたしております。
さらに、日米の強化という意味におきましては、BMDに対して緊密に連携しており、早期警戒情報を始めとする情報の密接な共有、イージス艦やPAC3等の我が国への展開配備、能力向上型迎撃ミサイル、SM3ブロックⅡAの日米共同開発を進めており、引き続き連携を強化する必要があると考えております。
同時に、日米韓の三か国の緊密に連携してくることも重要であるということを認識をいたしております。
こういった取組を行いつつ、弾道ミサイルの脅威から国民の生命、財産を守るべく万全を期したいと考えております。