岡本三成の発言 (外務委員会)
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○岡本(三)委員 皆さん、おはようございます。公明党の岡本三成です。質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。
大臣、きょうは御提案させていただきたいことがありまして、その件につきまして質問させていただきます。
所信の中でも大臣が言及されましたとおり、本年五月二十七日にオバマ大統領が、現職のアメリカ大統領として初めて、被爆地であります広島を訪問されました。ちょうどその二カ月前の四月一日に、この外務委員会の場で私は大臣に、オバマ大統領の訪問時にぜひ広島、長崎を訪問していただけるような事前のさまざまな外交活動をお願いして、実現をお願いしたいということを申し上げました。
当然、水面下ではいろいろなことをされたと思うんですけれども、そんなことをやりますともやりませんとも言及できないのはよくわかるんですけれども、後からアメリカ大使館の方や政府関係の方にお伺いしますと、政府として大変な努力があったということを伺いまして、すばらしい歴史的な一日をつくることができたなというふうに思っております。
日本でも報道されました、大統領が被爆者の方を抱擁されているあの写真というのは、世界のトップクオリティーペーパー、例えばフィナンシャル・タイムズでも一面を飾っておりまして、その意味で、日本の核なき世界を実現したいというメッセージが世界に発信されたのはすばらしかったと思います。
私の提案というのは、このオバマ大統領の広島訪問を歴史的な一日で終わらせることなく、それをスタートとして、今後は、新しく米国の大統領になられる方ですとか海外から日本を訪問されるトップリーダーの元首クラスの方は、訪問時には基本的には広島、長崎を訪問するという伝統、それがスタンダードになるような流れを何とかつくっていけないかということが私の提案であります。
それで、具体的に質問をさせていただきたいことがあるんですけれども、例えば広島に言及をしてみますと、過去十年間に広島を訪問いただいた元首の方というのは十三人いらっしゃいます。逆の言い方をすると、十年間でたった十三人しかいらっしゃいません。他国の国会議長は四十二人、大臣で六十七人等々であります。
これは実は、よく伺いますと、外務省の中で軍縮担当の方々がカバーされているような国は、国連を中心にその担当の方が、その国の方が日本を訪問されるときにはさまざまなロビー活動といいますか交渉をして、広島、長崎への訪問を御提案していらっしゃいますが、軍縮担当の方がカバーされていないような国で、直接外務省の中で地域を担当していらっしゃる方々が、その自分の担当している国のトップリーダーの方がいらっしゃるときには必ずしも被爆地の訪問を御提案しているようなことはないんです。
実際にこの十三人が御訪問された写真等がいろいろなところで報道されています。私はびっくりしたんですが、オバマ大統領の御訪問のときのみ安倍総理、岸田大臣が同行されていますが、それほど平和に対するメッセージが強い我が国なのに、他国の元首の方が訪問されたときに、そこに政治家の姿を私は写真で見たことがないんですね。
質問させていただきたいんですが、オバマ大統領以外の十二人、広島を訪問されたときに、例えば外務大臣や副大臣や政務官の同行というのはあったんでしょうか。