外務委員会
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会
会議録情報#0
平成二十八年十月二十六日(水曜日)
午前九時開議
出席委員
委員長 三ッ矢憲生君
理事 黄川田仁志君 理事 新藤 義孝君
理事 土屋 品子君 理事 中山 泰秀君
理事 長尾 敬君 理事 小熊 慎司君
理事 寺田 学君 理事 岡本 三成君
今津 寛君 小田原 潔君
小渕 優子君 大野敬太郎君
熊田 裕通君 佐々木 紀君
島田 佳和君 鈴木 隼人君
武井 俊輔君 辻 清人君
松島みどり君 宮崎 政久君
山田 美樹君 石関 貴史君
吉良 州司君 中川 正春君
原口 一博君 渡辺 周君
浜地 雅一君 笠井 亮君
足立 康史君 玉城デニー君
…………………………………
外務大臣 岸田 文雄君
外務副大臣 岸 信夫君
防衛副大臣 若宮 健嗣君
外務大臣政務官 小田原 潔君
外務大臣政務官 武井 俊輔君
防衛大臣政務官 宮澤 博行君
政府参考人
(内閣府政策統括官) 北崎 秀一君
政府参考人
(警察庁長官官房総括審議官) 斉藤 実君
政府参考人
(警察庁長官官房審議官) 白川 靖浩君
政府参考人
(総務省情報流通行政局郵政行政部長) 安藤 英作君
政府参考人
(法務省大臣官房審議官) 金子 修君
政府参考人
(法務省大臣官房審議官) 佐々木聖子君
政府参考人
(外務省大臣官房外務報道官) 川村 泰久君
政府参考人
(外務省大臣官房国際文化交流審議官) 下川眞樹太君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 正木 靖君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 川崎 方啓君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 大菅 岳史君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 相木 俊宏君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 宮川 学君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 森 美樹夫君
政府参考人
(外務省中南米局長) 高瀬 寧君
政府参考人
(外務省経済局長) 山野内勘二君
政府参考人
(文部科学省大臣官房審議官) 松尾 泰樹君
政府参考人
(文部科学省生涯学習政策局生涯学習総括官) 佐藤 安紀君
政府参考人
(厚生労働省大臣官房審議官) 中井川 誠君
政府参考人
(農林水産省大臣官房審議官) 山北 幸泰君
政府参考人
(防衛省防衛政策局次長) 河野 章君
政府参考人
(防衛省防衛政策局次長) 岡 真臣君
政府参考人
(防衛省地方協力局長) 深山 延暁君
政府参考人
(防衛装備庁プロジェクト管理部長) 田中 聡君
外務委員会専門員 辻本 頼昭君
—————————————
委員の異動
十月二十六日
辞任 補欠選任
小渕 優子君 宮崎 政久君
同日
辞任 補欠選任
宮崎 政久君 小渕 優子君
—————————————
十月二十日
米軍属による凶悪犯罪に抗議し米軍基地撤去を求めることに関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第一八八号)
同(池内さおり君紹介)(第一八九号)
同(梅村さえこ君紹介)(第一九〇号)
同(大平喜信君紹介)(第一九一号)
同(笠井亮君紹介)(第一九二号)
同(穀田恵二君紹介)(第一九三号)
同(斉藤和子君紹介)(第一九四号)
同(志位和夫君紹介)(第一九五号)
同(清水忠史君紹介)(第一九六号)
同(塩川鉄也君紹介)(第一九七号)
同(島津幸広君紹介)(第一九八号)
同(田村貴昭君紹介)(第一九九号)
同(高橋千鶴子君紹介)(第二〇〇号)
同(畑野君枝君紹介)(第二〇一号)
同(畠山和也君紹介)(第二〇二号)
同(藤野保史君紹介)(第二〇三号)
同(堀内照文君紹介)(第二〇四号)
同(真島省三君紹介)(第二〇五号)
同(宮本岳志君紹介)(第二〇六号)
同(宮本徹君紹介)(第二〇七号)
同(本村伸子君紹介)(第二〇八号)
同(赤嶺政賢君紹介)(第二七八号)
辺野古新基地建設工事の中止と普天間基地の無条件撤去に関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第二〇九号)
同(池内さおり君紹介)(第二一〇号)
同(梅村さえこ君紹介)(第二一一号)
同(大平喜信君紹介)(第二一二号)
同(笠井亮君紹介)(第二一三号)
同(穀田恵二君紹介)(第二一四号)
同(斉藤和子君紹介)(第二一五号)
同(志位和夫君紹介)(第二一六号)
同(清水忠史君紹介)(第二一七号)
同(塩川鉄也君紹介)(第二一八号)
同(島津幸広君紹介)(第二一九号)
同(田村貴昭君紹介)(第二二〇号)
同(高橋千鶴子君紹介)(第二二一号)
同(畑野君枝君紹介)(第二二二号)
同(畠山和也君紹介)(第二二三号)
同(藤野保史君紹介)(第二二四号)
同(堀内照文君紹介)(第二二五号)
同(真島省三君紹介)(第二二六号)
同(宮本岳志君紹介)(第二二七号)
同(宮本徹君紹介)(第二二八号)
同(本村伸子君紹介)(第二二九号)
米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と沖縄県内移設の中止に関する請願(近藤昭一君紹介)(第二三〇号)
は本委員会に付託された。
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
国際情勢に関する件
————◇—————
この発言だけを見る →午前九時開議
出席委員
委員長 三ッ矢憲生君
理事 黄川田仁志君 理事 新藤 義孝君
理事 土屋 品子君 理事 中山 泰秀君
理事 長尾 敬君 理事 小熊 慎司君
理事 寺田 学君 理事 岡本 三成君
今津 寛君 小田原 潔君
小渕 優子君 大野敬太郎君
熊田 裕通君 佐々木 紀君
島田 佳和君 鈴木 隼人君
武井 俊輔君 辻 清人君
松島みどり君 宮崎 政久君
山田 美樹君 石関 貴史君
吉良 州司君 中川 正春君
原口 一博君 渡辺 周君
浜地 雅一君 笠井 亮君
足立 康史君 玉城デニー君
…………………………………
外務大臣 岸田 文雄君
外務副大臣 岸 信夫君
防衛副大臣 若宮 健嗣君
外務大臣政務官 小田原 潔君
外務大臣政務官 武井 俊輔君
防衛大臣政務官 宮澤 博行君
政府参考人
(内閣府政策統括官) 北崎 秀一君
政府参考人
(警察庁長官官房総括審議官) 斉藤 実君
政府参考人
(警察庁長官官房審議官) 白川 靖浩君
政府参考人
(総務省情報流通行政局郵政行政部長) 安藤 英作君
政府参考人
(法務省大臣官房審議官) 金子 修君
政府参考人
(法務省大臣官房審議官) 佐々木聖子君
政府参考人
(外務省大臣官房外務報道官) 川村 泰久君
政府参考人
(外務省大臣官房国際文化交流審議官) 下川眞樹太君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 正木 靖君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 川崎 方啓君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 大菅 岳史君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 相木 俊宏君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 宮川 学君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 森 美樹夫君
政府参考人
(外務省中南米局長) 高瀬 寧君
政府参考人
(外務省経済局長) 山野内勘二君
政府参考人
(文部科学省大臣官房審議官) 松尾 泰樹君
政府参考人
(文部科学省生涯学習政策局生涯学習総括官) 佐藤 安紀君
政府参考人
(厚生労働省大臣官房審議官) 中井川 誠君
政府参考人
(農林水産省大臣官房審議官) 山北 幸泰君
政府参考人
(防衛省防衛政策局次長) 河野 章君
政府参考人
(防衛省防衛政策局次長) 岡 真臣君
政府参考人
(防衛省地方協力局長) 深山 延暁君
政府参考人
(防衛装備庁プロジェクト管理部長) 田中 聡君
外務委員会専門員 辻本 頼昭君
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委員の異動
十月二十六日
辞任 補欠選任
小渕 優子君 宮崎 政久君
同日
辞任 補欠選任
宮崎 政久君 小渕 優子君
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十月二十日
米軍属による凶悪犯罪に抗議し米軍基地撤去を求めることに関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第一八八号)
同(池内さおり君紹介)(第一八九号)
同(梅村さえこ君紹介)(第一九〇号)
同(大平喜信君紹介)(第一九一号)
同(笠井亮君紹介)(第一九二号)
同(穀田恵二君紹介)(第一九三号)
同(斉藤和子君紹介)(第一九四号)
同(志位和夫君紹介)(第一九五号)
同(清水忠史君紹介)(第一九六号)
同(塩川鉄也君紹介)(第一九七号)
同(島津幸広君紹介)(第一九八号)
同(田村貴昭君紹介)(第一九九号)
同(高橋千鶴子君紹介)(第二〇〇号)
同(畑野君枝君紹介)(第二〇一号)
同(畠山和也君紹介)(第二〇二号)
同(藤野保史君紹介)(第二〇三号)
同(堀内照文君紹介)(第二〇四号)
同(真島省三君紹介)(第二〇五号)
同(宮本岳志君紹介)(第二〇六号)
同(宮本徹君紹介)(第二〇七号)
同(本村伸子君紹介)(第二〇八号)
同(赤嶺政賢君紹介)(第二七八号)
辺野古新基地建設工事の中止と普天間基地の無条件撤去に関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第二〇九号)
同(池内さおり君紹介)(第二一〇号)
同(梅村さえこ君紹介)(第二一一号)
同(大平喜信君紹介)(第二一二号)
同(笠井亮君紹介)(第二一三号)
同(穀田恵二君紹介)(第二一四号)
同(斉藤和子君紹介)(第二一五号)
同(志位和夫君紹介)(第二一六号)
同(清水忠史君紹介)(第二一七号)
同(塩川鉄也君紹介)(第二一八号)
同(島津幸広君紹介)(第二一九号)
同(田村貴昭君紹介)(第二二〇号)
同(高橋千鶴子君紹介)(第二二一号)
同(畑野君枝君紹介)(第二二二号)
同(畠山和也君紹介)(第二二三号)
同(藤野保史君紹介)(第二二四号)
同(堀内照文君紹介)(第二二五号)
同(真島省三君紹介)(第二二六号)
同(宮本岳志君紹介)(第二二七号)
同(宮本徹君紹介)(第二二八号)
同(本村伸子君紹介)(第二二九号)
米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と沖縄県内移設の中止に関する請願(近藤昭一君紹介)(第二三〇号)
は本委員会に付託された。
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
国際情勢に関する件
————◇—————
三
三ッ矢憲生#1
○三ッ矢委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房外務報道官川村泰久君、大臣官房国際文化交流審議官下川眞樹太君、大臣官房審議官正木靖君、大臣官房審議官川崎方啓君、大臣官房審議官大菅岳史君、大臣官房審議官相木俊宏君、大臣官房審議官宮川学君、大臣官房審議官森美樹夫君、中南米局長高瀬寧君、経済局長山野内勘二君、内閣府政策統括官北崎秀一君、警察庁長官官房総括審議官斉藤実君、長官官房審議官白川靖浩君、総務省情報流通行政局郵政行政部長安藤英作君、法務省大臣官房審議官金子修君、大臣官房審議官佐々木聖子君、文部科学省大臣官房審議官松尾泰樹君、生涯学習政策局生涯学習総括官佐藤安紀君、厚生労働省大臣官房審議官中井川誠君、農林水産省大臣官房審議官山北幸泰君、防衛省防衛政策局次長河野章君、防衛政策局次長岡真臣君、地方協力局長深山延暁君、防衛装備庁プロジェクト管理部長田中聡君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房外務報道官川村泰久君、大臣官房国際文化交流審議官下川眞樹太君、大臣官房審議官正木靖君、大臣官房審議官川崎方啓君、大臣官房審議官大菅岳史君、大臣官房審議官相木俊宏君、大臣官房審議官宮川学君、大臣官房審議官森美樹夫君、中南米局長高瀬寧君、経済局長山野内勘二君、内閣府政策統括官北崎秀一君、警察庁長官官房総括審議官斉藤実君、長官官房審議官白川靖浩君、総務省情報流通行政局郵政行政部長安藤英作君、法務省大臣官房審議官金子修君、大臣官房審議官佐々木聖子君、文部科学省大臣官房審議官松尾泰樹君、生涯学習政策局生涯学習総括官佐藤安紀君、厚生労働省大臣官房審議官中井川誠君、農林水産省大臣官房審議官山北幸泰君、防衛省防衛政策局次長河野章君、防衛政策局次長岡真臣君、地方協力局長深山延暁君、防衛装備庁プロジェクト管理部長田中聡君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
三
三
鈴
鈴木隼人#4
○鈴木(隼)委員 皆さん、おはようございます。
きのうからフィリピンのドゥテルテ大統領が来日をしておられます。本日、首脳会談が行われる予定であり、また、本年は日・フィリピンの国交正常化から六十周年に当たる節目の年でもあります。そこで、本日は、主に我が国とフィリピンとの関係について御質問をさせていただこうと思います。
まず、我が国とフィリピンは、戦略的パートナーシップということで安倍政権が位置づけをされているのは周知のとおりであります。こうした中、今後の我が国とフィリピンとの二国間関係の方向性について政府としてどのようにお考えか、お聞かせを願います。
この発言だけを見る →きのうからフィリピンのドゥテルテ大統領が来日をしておられます。本日、首脳会談が行われる予定であり、また、本年は日・フィリピンの国交正常化から六十周年に当たる節目の年でもあります。そこで、本日は、主に我が国とフィリピンとの関係について御質問をさせていただこうと思います。
まず、我が国とフィリピンは、戦略的パートナーシップということで安倍政権が位置づけをされているのは周知のとおりであります。こうした中、今後の我が国とフィリピンとの二国間関係の方向性について政府としてどのようにお考えか、お聞かせを願います。
岸
岸田文雄#5
○岸田国務大臣 我が国とフィリピンとの関係ですが、委員御指摘のように、両国は長年にわたって友好協力関係を深め、ことし、国交正常化六十周年という節目の年を迎えました。
そして、自由とか民主主義、法の支配といった基本的な価値を共有する戦略的なパートナーとして、地域の平和や繁栄においても協力をしてきた、こうした関係を築いてきました。
そして、ことし六月、ドゥテルテ政権が発足をしました。それから後、八月に私もフィリピンを公式訪問させていただき、ドゥテルテ大統領あるいはヤサイ外相とも会談させていただきました。九月、ラオスにおいて行われましたASEAN関連首脳会談の際にも、安倍総理とドゥテルテ大統領の首脳会談を行うことができました。そして昨日から、ドゥテルテ大統領は、大統領就任後初めての日本訪問を行っておられるということであります。きのう、私も夕食会を実施させていただきましたし、きょう首脳会談が予定されています。
日本とフィリピンの関係の方向性ですが、まずは、この六十年間の両国の友好関係を基盤としながら、新しくスタートしたドゥテルテ政権との間において、要人往来等を通じまして、しっかりとした信頼関係を築いていく。そして、その上で、経済ですとか安全保障ですとかインフラ整備ですとか、さまざまな具体的な協力案件において協力を進めていく。こうした重層的な関係を築くことによって、両国関係をよりしっかりとしたものにしていきたいと願っております。
この発言だけを見る →そして、自由とか民主主義、法の支配といった基本的な価値を共有する戦略的なパートナーとして、地域の平和や繁栄においても協力をしてきた、こうした関係を築いてきました。
そして、ことし六月、ドゥテルテ政権が発足をしました。それから後、八月に私もフィリピンを公式訪問させていただき、ドゥテルテ大統領あるいはヤサイ外相とも会談させていただきました。九月、ラオスにおいて行われましたASEAN関連首脳会談の際にも、安倍総理とドゥテルテ大統領の首脳会談を行うことができました。そして昨日から、ドゥテルテ大統領は、大統領就任後初めての日本訪問を行っておられるということであります。きのう、私も夕食会を実施させていただきましたし、きょう首脳会談が予定されています。
日本とフィリピンの関係の方向性ですが、まずは、この六十年間の両国の友好関係を基盤としながら、新しくスタートしたドゥテルテ政権との間において、要人往来等を通じまして、しっかりとした信頼関係を築いていく。そして、その上で、経済ですとか安全保障ですとかインフラ整備ですとか、さまざまな具体的な協力案件において協力を進めていく。こうした重層的な関係を築くことによって、両国関係をよりしっかりとしたものにしていきたいと願っております。
鈴
鈴木隼人#6
○鈴木(隼)委員 大臣、ありがとうございます。
今おっしゃられたような重層的な友好関係を築いていくということが非常に大事なんだと私も感じました。
一方で、少し心配をしていることがあります。今、フィリピンの国内におきまして、麻薬犯罪者に対する人権問題が懸念をされております。そういった中で、各種の経済協力等を我が国が引き続き続けることに関して道義上の問題というものが生じないかどうか、その辺について政府としてどうお考えか、お聞かせいただけますでしょうか。
この発言だけを見る →今おっしゃられたような重層的な友好関係を築いていくということが非常に大事なんだと私も感じました。
一方で、少し心配をしていることがあります。今、フィリピンの国内におきまして、麻薬犯罪者に対する人権問題が懸念をされております。そういった中で、各種の経済協力等を我が国が引き続き続けることに関して道義上の問題というものが生じないかどうか、その辺について政府としてどうお考えか、お聞かせいただけますでしょうか。
岸
岸信夫#7
○岸副大臣 お答え申し上げます。
フィリピン政府によります麻薬、違法薬物対策に関しましては、国連や、あるいは米国から懸念が表されているということにつきましては承知をしておるところでございます。
人権、基本的自由の尊重はまさに普遍的価値でありまして、また、各国の人権状況は国際社会の正当な関心事項であります。かかる観点から、我が国としては、今後もフィリピンの動向に注視をしてまいりたい、このように考えております。
この発言だけを見る →フィリピン政府によります麻薬、違法薬物対策に関しましては、国連や、あるいは米国から懸念が表されているということにつきましては承知をしておるところでございます。
人権、基本的自由の尊重はまさに普遍的価値でありまして、また、各国の人権状況は国際社会の正当な関心事項であります。かかる観点から、我が国としては、今後もフィリピンの動向に注視をしてまいりたい、このように考えております。
鈴
鈴木隼人#8
○鈴木(隼)委員 どうもありがとうございます。
今後も動向を注視していくということでありますけれども、もう一歩踏み込んで、今、例えばきょうの首脳会談で発言をする、そういうことではないんですけれども、事務的にでもいいので、フィリピンの政府に対して人権問題の実態に対する調査を求めるなどの、そういった対応を我が国としてはするお考えはないかどうか、お聞かせいただけますでしょうか。
この発言だけを見る →今後も動向を注視していくということでありますけれども、もう一歩踏み込んで、今、例えばきょうの首脳会談で発言をする、そういうことではないんですけれども、事務的にでもいいので、フィリピンの政府に対して人権問題の実態に対する調査を求めるなどの、そういった対応を我が国としてはするお考えはないかどうか、お聞かせいただけますでしょうか。
岸
岸信夫#9
○岸副大臣 先ほども岸田大臣からもお話がございましたとおり、フィリピンは我が国とは戦略的な利益を共有する大切なパートナーであります。フィリピンと日本との関係はそういう意味で大変重要でございまして、両国の関係を安定化させることは、地域や国際社会の平和と安定や繁栄に直結すると考えております。かかる観点から申し上げて、我が国は、同国のインフラ整備、海洋安全保障、ミンダナオ和平といった支援を通じて、フィリピンとの二国間関係を強化してまいりました。
国際社会が懸念するこの人権をめぐる状況につきましては、今後も、先ほど申し述べましたとおり、注視をしてまいりたい、このようには考えておるところでございます。
この発言だけを見る →国際社会が懸念するこの人権をめぐる状況につきましては、今後も、先ほど申し述べましたとおり、注視をしてまいりたい、このようには考えておるところでございます。
鈴
鈴木隼人#10
○鈴木(隼)委員 なかなか明確な答弁はいただけませんでしたが、しっかりと注視をしていっていただければというふうに思います。
それから、フィリピンとの関係を含めまして、何をおいても、今、南シナ海の問題、非常に重要になってきております。この南シナ海における法の支配の徹底について、我が国として今後どういった方針で臨むおつもりであるか、外務省及び防衛省からの御答弁をお願いいたします。
この発言だけを見る →それから、フィリピンとの関係を含めまして、何をおいても、今、南シナ海の問題、非常に重要になってきております。この南シナ海における法の支配の徹底について、我が国として今後どういった方針で臨むおつもりであるか、外務省及び防衛省からの御答弁をお願いいたします。
岸
岸信夫#11
○岸副大臣 お答え申し上げます。
南シナ海をめぐります問題につきましては、地域の平和と安定に直結いたします、我が国を含む国際社会の関心事項でございます。
我が国は、これまで一貫して、南シナ海における法の支配の貫徹を支持してまいりました。国連海洋法条約に基づきますフィリピンと中国の仲裁判断は、当事国を法的に拘束するものでありますし、これに当事国が従うことによりまして、今後南シナ海における紛争の平和的解決につながっていくものと、強く期待をしているところであります。
我が国としては、引き続き、開かれた自由な海を守るために、米国や豪州、またASEAN諸国を初めとして各国に海における法の支配の重要性を訴えかけ、その実効性を高めていく、そういう外交努力を続けてまいりたいと思います。
また、こうした訴えとあわせて、一方的に現状を変更して緊張を高める行動への強い反対を国際社会と共有しています。こうした輪を広げていくことによって、緊張を高める行動に対してメッセージを送り続けてまいりたいと思います。
この発言だけを見る →南シナ海をめぐります問題につきましては、地域の平和と安定に直結いたします、我が国を含む国際社会の関心事項でございます。
我が国は、これまで一貫して、南シナ海における法の支配の貫徹を支持してまいりました。国連海洋法条約に基づきますフィリピンと中国の仲裁判断は、当事国を法的に拘束するものでありますし、これに当事国が従うことによりまして、今後南シナ海における紛争の平和的解決につながっていくものと、強く期待をしているところであります。
我が国としては、引き続き、開かれた自由な海を守るために、米国や豪州、またASEAN諸国を初めとして各国に海における法の支配の重要性を訴えかけ、その実効性を高めていく、そういう外交努力を続けてまいりたいと思います。
また、こうした訴えとあわせて、一方的に現状を変更して緊張を高める行動への強い反対を国際社会と共有しています。こうした輪を広げていくことによって、緊張を高める行動に対してメッセージを送り続けてまいりたいと思います。
河
河野章#12
○河野政府参考人 お答え申し上げます。
南シナ海をめぐる問題に関しましては、法の支配が貫徹される形で平和的に解決されることが重要であるということは、防衛省としても完全に認識を一致しておるところでございます。
このような観点から、防衛省といたしましては、ASEAN諸国の国防当局との間で、防衛大臣会合などの際に、法の支配の重要性についての認識の共有ということをこれまでも図ってきているところでございます。
これ以外にも、自衛隊とこれらの国々によります共同訓練、あるいは自衛隊の艦船あるいは航空機による寄港、さらに能力構築支援や防衛装備協力といったさまざまな協力を推進してきているところでございます。
また、これらの二国間協力に加えまして、ADMMプラス、これは拡大ASEAN国防大臣会合でございますけれども、こういった枠組みや、あるいはARF、ASEAN地域フォーラムといった多国間の枠組みにおきましても協力を強化してきているところでございます。
今後とも、こうした二国間さらに多国間の協力を積極的に推進いたしまして、ASEANの国防当局との間での安全保障、防衛分野での連携というものをさらに強めていきたいと考えているところでございます。
この発言だけを見る →南シナ海をめぐる問題に関しましては、法の支配が貫徹される形で平和的に解決されることが重要であるということは、防衛省としても完全に認識を一致しておるところでございます。
このような観点から、防衛省といたしましては、ASEAN諸国の国防当局との間で、防衛大臣会合などの際に、法の支配の重要性についての認識の共有ということをこれまでも図ってきているところでございます。
これ以外にも、自衛隊とこれらの国々によります共同訓練、あるいは自衛隊の艦船あるいは航空機による寄港、さらに能力構築支援や防衛装備協力といったさまざまな協力を推進してきているところでございます。
また、これらの二国間協力に加えまして、ADMMプラス、これは拡大ASEAN国防大臣会合でございますけれども、こういった枠組みや、あるいはARF、ASEAN地域フォーラムといった多国間の枠組みにおきましても協力を強化してきているところでございます。
今後とも、こうした二国間さらに多国間の協力を積極的に推進いたしまして、ASEANの国防当局との間での安全保障、防衛分野での連携というものをさらに強めていきたいと考えているところでございます。
鈴
鈴木隼人#13
○鈴木(隼)委員 ありがとうございます。
引き続き、多様なチャンネルを通じて、法の支配の徹底について政府として頑張っていただきたいと思いますし、私どもも一議員として、議員外交等を通じて、そういった環境が整備されていくように努力を続けていきたいと思います。
それで、予定していた質問は以上なんですが、少し時間が余っておりますので、せっかくですので、大臣、もしよろしければ、きのうドゥテルテ大統領と夕食会をされておられますので、御感想を一言いただければと思います。
この発言だけを見る →引き続き、多様なチャンネルを通じて、法の支配の徹底について政府として頑張っていただきたいと思いますし、私どもも一議員として、議員外交等を通じて、そういった環境が整備されていくように努力を続けていきたいと思います。
それで、予定していた質問は以上なんですが、少し時間が余っておりますので、せっかくですので、大臣、もしよろしければ、きのうドゥテルテ大統領と夕食会をされておられますので、御感想を一言いただければと思います。
岸
岸田文雄#14
○岸田国務大臣 ドゥテルテ大統領はことし六月に就任されたわけですが、その後、八月に私はフィリピンを公式訪問させていただきました。そして、マニラのみならず、ドゥテルテ大統領の地元ミンダナオ島のダバオ市まで足を運ばせていただきまして、大統領の地元の迎賓館において会談をする機会をいただきました。その際に、フィリピン伝統の軽食のもと、大変な歓待をいただいた、こうしたことがありました。昨日の夕食会は、それに対するお返しという意味も込めて催させていただきました。
大変幅広い話題について意見交換をさせていただきました。先日の中国訪問においての感想も含めて、さまざまな地域情勢についても意見交換をさせていただきましたし、日本とフィリピンの友好、そして日本とダバオ市の友好の歴史など、二国間にかかわる話題についても大変率直な意見交換ができ、有意義な意見交換であったと思います。
こうした人間関係、信頼関係をしっかり築くことは外交を進める上で大変重要であるというふうに思いますし、こうした友好的な雰囲気は必ずや、きょう予定されております日・フィリピン首脳会談に向けても、いい雰囲気をつくる上で重要であるというふうに認識をしています。
ぜひ、こうしたさまざまな会談、交流等を通じまして、日本、フィリピンの間における要人往来、そして信頼関係の構築を今後ともしっかり進めていきたいと考えております。
この発言だけを見る →大変幅広い話題について意見交換をさせていただきました。先日の中国訪問においての感想も含めて、さまざまな地域情勢についても意見交換をさせていただきましたし、日本とフィリピンの友好、そして日本とダバオ市の友好の歴史など、二国間にかかわる話題についても大変率直な意見交換ができ、有意義な意見交換であったと思います。
こうした人間関係、信頼関係をしっかり築くことは外交を進める上で大変重要であるというふうに思いますし、こうした友好的な雰囲気は必ずや、きょう予定されております日・フィリピン首脳会談に向けても、いい雰囲気をつくる上で重要であるというふうに認識をしています。
ぜひ、こうしたさまざまな会談、交流等を通じまして、日本、フィリピンの間における要人往来、そして信頼関係の構築を今後ともしっかり進めていきたいと考えております。
鈴
鈴木隼人#15
○鈴木(隼)委員 急な御質問にもかかわらず、ありがとうございました。
昨夜温めていただいた、ドゥテルテ大統領との、より深めていただいた関係をもとに、きょうの首脳会談が成功することを祈っております。
ということで、そろそろ時間も参りますので、私の御質問は以上とさせていただきます。大変ありがとうございました。
この発言だけを見る →昨夜温めていただいた、ドゥテルテ大統領との、より深めていただいた関係をもとに、きょうの首脳会談が成功することを祈っております。
ということで、そろそろ時間も参りますので、私の御質問は以上とさせていただきます。大変ありがとうございました。
三
岡
岡本三成#17
○岡本(三)委員 皆さん、おはようございます。公明党の岡本三成です。質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。
大臣、きょうは御提案させていただきたいことがありまして、その件につきまして質問させていただきます。
所信の中でも大臣が言及されましたとおり、本年五月二十七日にオバマ大統領が、現職のアメリカ大統領として初めて、被爆地であります広島を訪問されました。ちょうどその二カ月前の四月一日に、この外務委員会の場で私は大臣に、オバマ大統領の訪問時にぜひ広島、長崎を訪問していただけるような事前のさまざまな外交活動をお願いして、実現をお願いしたいということを申し上げました。
当然、水面下ではいろいろなことをされたと思うんですけれども、そんなことをやりますともやりませんとも言及できないのはよくわかるんですけれども、後からアメリカ大使館の方や政府関係の方にお伺いしますと、政府として大変な努力があったということを伺いまして、すばらしい歴史的な一日をつくることができたなというふうに思っております。
日本でも報道されました、大統領が被爆者の方を抱擁されているあの写真というのは、世界のトップクオリティーペーパー、例えばフィナンシャル・タイムズでも一面を飾っておりまして、その意味で、日本の核なき世界を実現したいというメッセージが世界に発信されたのはすばらしかったと思います。
私の提案というのは、このオバマ大統領の広島訪問を歴史的な一日で終わらせることなく、それをスタートとして、今後は、新しく米国の大統領になられる方ですとか海外から日本を訪問されるトップリーダーの元首クラスの方は、訪問時には基本的には広島、長崎を訪問するという伝統、それがスタンダードになるような流れを何とかつくっていけないかということが私の提案であります。
それで、具体的に質問をさせていただきたいことがあるんですけれども、例えば広島に言及をしてみますと、過去十年間に広島を訪問いただいた元首の方というのは十三人いらっしゃいます。逆の言い方をすると、十年間でたった十三人しかいらっしゃいません。他国の国会議長は四十二人、大臣で六十七人等々であります。
これは実は、よく伺いますと、外務省の中で軍縮担当の方々がカバーされているような国は、国連を中心にその担当の方が、その国の方が日本を訪問されるときにはさまざまなロビー活動といいますか交渉をして、広島、長崎への訪問を御提案していらっしゃいますが、軍縮担当の方がカバーされていないような国で、直接外務省の中で地域を担当していらっしゃる方々が、その自分の担当している国のトップリーダーの方がいらっしゃるときには必ずしも被爆地の訪問を御提案しているようなことはないんです。
実際にこの十三人が御訪問された写真等がいろいろなところで報道されています。私はびっくりしたんですが、オバマ大統領の御訪問のときのみ安倍総理、岸田大臣が同行されていますが、それほど平和に対するメッセージが強い我が国なのに、他国の元首の方が訪問されたときに、そこに政治家の姿を私は写真で見たことがないんですね。
質問させていただきたいんですが、オバマ大統領以外の十二人、広島を訪問されたときに、例えば外務大臣や副大臣や政務官の同行というのはあったんでしょうか。
この発言だけを見る →大臣、きょうは御提案させていただきたいことがありまして、その件につきまして質問させていただきます。
所信の中でも大臣が言及されましたとおり、本年五月二十七日にオバマ大統領が、現職のアメリカ大統領として初めて、被爆地であります広島を訪問されました。ちょうどその二カ月前の四月一日に、この外務委員会の場で私は大臣に、オバマ大統領の訪問時にぜひ広島、長崎を訪問していただけるような事前のさまざまな外交活動をお願いして、実現をお願いしたいということを申し上げました。
当然、水面下ではいろいろなことをされたと思うんですけれども、そんなことをやりますともやりませんとも言及できないのはよくわかるんですけれども、後からアメリカ大使館の方や政府関係の方にお伺いしますと、政府として大変な努力があったということを伺いまして、すばらしい歴史的な一日をつくることができたなというふうに思っております。
日本でも報道されました、大統領が被爆者の方を抱擁されているあの写真というのは、世界のトップクオリティーペーパー、例えばフィナンシャル・タイムズでも一面を飾っておりまして、その意味で、日本の核なき世界を実現したいというメッセージが世界に発信されたのはすばらしかったと思います。
私の提案というのは、このオバマ大統領の広島訪問を歴史的な一日で終わらせることなく、それをスタートとして、今後は、新しく米国の大統領になられる方ですとか海外から日本を訪問されるトップリーダーの元首クラスの方は、訪問時には基本的には広島、長崎を訪問するという伝統、それがスタンダードになるような流れを何とかつくっていけないかということが私の提案であります。
それで、具体的に質問をさせていただきたいことがあるんですけれども、例えば広島に言及をしてみますと、過去十年間に広島を訪問いただいた元首の方というのは十三人いらっしゃいます。逆の言い方をすると、十年間でたった十三人しかいらっしゃいません。他国の国会議長は四十二人、大臣で六十七人等々であります。
これは実は、よく伺いますと、外務省の中で軍縮担当の方々がカバーされているような国は、国連を中心にその担当の方が、その国の方が日本を訪問されるときにはさまざまなロビー活動といいますか交渉をして、広島、長崎への訪問を御提案していらっしゃいますが、軍縮担当の方がカバーされていないような国で、直接外務省の中で地域を担当していらっしゃる方々が、その自分の担当している国のトップリーダーの方がいらっしゃるときには必ずしも被爆地の訪問を御提案しているようなことはないんです。
実際にこの十三人が御訪問された写真等がいろいろなところで報道されています。私はびっくりしたんですが、オバマ大統領の御訪問のときのみ安倍総理、岸田大臣が同行されていますが、それほど平和に対するメッセージが強い我が国なのに、他国の元首の方が訪問されたときに、そこに政治家の姿を私は写真で見たことがないんですね。
質問させていただきたいんですが、オバマ大統領以外の十二人、広島を訪問されたときに、例えば外務大臣や副大臣や政務官の同行というのはあったんでしょうか。
岸
岸信夫#18
○岸副大臣 お答え申し上げます。
今委員お尋ねの件につきましては、御指摘のとおり、オバマ大統領御訪問の際に岸田外務大臣が同行いたしましたけれども、それ以外の件につきましては、政務三役は同行しておりません。
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岡
岡本三成#19
○岡本(三)委員 今後は、訪問に対するさまざまなアプローチをするとともに、もしそれが実現するときには、それぐらい日本は平和に対するメッセージ、そして核なき世界を実現することに対するメッセージが強いということを発信するためにも、総理大臣は難しいかもしれませんが、少なくとも副大臣や政務官の政府首脳もぜひ御同行いただくような御尽力をお願いしたいというふうに思います。
関連いたしまして、十二月にはプーチン大統領が山口にいらっしゃいます。山口と広島というのは距離的にも非常に近いところです。万々が一プーチン大統領の広島訪問が実現するようなことがあれば、世界の核保有国の大国二国の元首が唯一の原爆被爆地を訪問したということになりまして、日本のコミットも、また世界に対するメッセージも非常にクリアなものがあるのではないかというふうに思いますので、これがぜひ実現できるための御尽力をしていただきたいんですね。
そんなに簡単じゃないことももちろんよくわかっていますけれども、さまざまな努力をして、少なくともロシア側にそういうメッセージを伝えることは、相手側からしてもそんなに悪い気はしないのではないかと思うんです。
そこで、十二月の頭に岸田大臣御自身がこの首脳会談の下準備も含めましてロシアを訪問されるのではないかということを耳にしていますけれども、その際にぜひロシア側の首脳に、これは半日もとりませんので、数時間、時間をつくっていただくことができれば山口から広島に行っていただけるわけですから、岸田大臣の訪問時にぜひ正式な要請をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →関連いたしまして、十二月にはプーチン大統領が山口にいらっしゃいます。山口と広島というのは距離的にも非常に近いところです。万々が一プーチン大統領の広島訪問が実現するようなことがあれば、世界の核保有国の大国二国の元首が唯一の原爆被爆地を訪問したということになりまして、日本のコミットも、また世界に対するメッセージも非常にクリアなものがあるのではないかというふうに思いますので、これがぜひ実現できるための御尽力をしていただきたいんですね。
そんなに簡単じゃないことももちろんよくわかっていますけれども、さまざまな努力をして、少なくともロシア側にそういうメッセージを伝えることは、相手側からしてもそんなに悪い気はしないのではないかと思うんです。
そこで、十二月の頭に岸田大臣御自身がこの首脳会談の下準備も含めましてロシアを訪問されるのではないかということを耳にしていますけれども、その際にぜひロシア側の首脳に、これは半日もとりませんので、数時間、時間をつくっていただくことができれば山口から広島に行っていただけるわけですから、岸田大臣の訪問時にぜひ正式な要請をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
岸
岸田文雄#20
○岸田国務大臣 まず、五月のオバマ大統領の広島訪問は、広島市民として、あるいは日本国民として、戦後七十一年間待った現職のアメリカ大統領の被爆地訪問ですので、これは歴史的な訪問であったと思っています。ただ、委員おっしゃるように、これは一訪問に終えてはならない、これをぜひ核兵器のない世界を実現するための一つの弾みとしなければならない、このように思います。
そして、一般論として申し上げるならば、世界の指導者に広島、長崎、こうした被爆地を訪問してもらうということは、核兵器のない世界を実現するための国際的な機運を盛り上げる意味で大変重要なことであると認識をいたします。世界の指導者の被爆地訪問に前向きな姿勢を示していただく、こうした委員の姿勢に心から感謝を申し上げたいと思います。
そこで、ロシアのプーチン大統領の訪日ですが、まず、十二月十五日に訪日いただくことを予定しています。それに向けて、平和条約交渉を初めとする政治分野あるいは経済分野においてしっかりとした準備を進めていかなければならないと思います。
そして、その準備の一環として、委員御指摘のように、これは時期はまだ決まってはおりませんが、状況が許すならば、私自身、ロシアを訪問させていただいて、ラブロフ外相としっかりと準備を進めるべく努力をしていきたい、このように思っています。
そして、日程については、ロシア側とこれから調整しなければなりませんので、今の段階で何か申し上げることは難しいわけですが、ただ、プーチン大統領の訪日を意義あるものにするためにはどうあるべきなのか、そういった観点からしっかり準備を進めていきたいと考えます。
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そこで、ロシアのプーチン大統領の訪日ですが、まず、十二月十五日に訪日いただくことを予定しています。それに向けて、平和条約交渉を初めとする政治分野あるいは経済分野においてしっかりとした準備を進めていかなければならないと思います。
そして、その準備の一環として、委員御指摘のように、これは時期はまだ決まってはおりませんが、状況が許すならば、私自身、ロシアを訪問させていただいて、ラブロフ外相としっかりと準備を進めるべく努力をしていきたい、このように思っています。
そして、日程については、ロシア側とこれから調整しなければなりませんので、今の段階で何か申し上げることは難しいわけですが、ただ、プーチン大統領の訪日を意義あるものにするためにはどうあるべきなのか、そういった観点からしっかり準備を進めていきたいと考えます。
岡
岡本三成#21
○岡本(三)委員 ありがとうございます。ぜひお願いします。
オバマ大統領が被爆地を訪問してくださったことに関連をして、私は、近い将来、安倍総理に真珠湾を御訪問いただいて、献花をしていただきたいというふうに思っています。アメリカ国民の方々も、オバマ大統領訪問時には、退役軍人の方を中心にいろいろな意見があったものものみ込んで訪問が実現したわけですから、その意味で、私たちもしっかりとしたメッセージを発するためにも、安倍総理の真珠湾訪問、献花をお願いしたいと思っているんです。
総理の御予定は大変厳しいんですけれども、まず、近い将来どこかで、岸田外務大臣がハワイを御訪問いただいて、真珠湾を訪問し、献花をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →オバマ大統領が被爆地を訪問してくださったことに関連をして、私は、近い将来、安倍総理に真珠湾を御訪問いただいて、献花をしていただきたいというふうに思っています。アメリカ国民の方々も、オバマ大統領訪問時には、退役軍人の方を中心にいろいろな意見があったものものみ込んで訪問が実現したわけですから、その意味で、私たちもしっかりとしたメッセージを発するためにも、安倍総理の真珠湾訪問、献花をお願いしたいと思っているんです。
総理の御予定は大変厳しいんですけれども、まず、近い将来どこかで、岸田外務大臣がハワイを御訪問いただいて、真珠湾を訪問し、献花をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
岸
岸田文雄#22
○岸田国務大臣 まず、日米両国は、戦後、自由、民主主義、法の支配といった基本的な価値のきずなでかたく結ばれた揺るぎない同盟国となったと考えています。
その中で、先ほどの五月のオバマ大統領の広島訪問も、核兵器のない世界を目指す上で大変意義ある訪問であったと同時に、これは、日米が希望の同盟として国際社会の課題に貢献していく、こうした姿勢を示す一つの象徴的な訪問でもあったと認識をいたします。
そして、御指摘のハワイ、真珠湾訪問ですが、今現在、総理や私のハワイ、真珠湾への訪問の計画はありません。
ただ、いずれにしましても、日米同盟のきずなを一層強化する、アジア太平洋地域の平和と繁栄を確保する、こういった観点から、今後とも主導的な役割を果たしていくために、また、希望の同盟として世界の諸課題に日米がしっかりと手を携えて対処していく、こういった姿勢はしっかり示していかなければならないと思います。
ですから、外国訪問についても、そういった観点からどうあるべきなのか、これを考えていくべき課題ではないかと考えます。
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そして、御指摘のハワイ、真珠湾訪問ですが、今現在、総理や私のハワイ、真珠湾への訪問の計画はありません。
ただ、いずれにしましても、日米同盟のきずなを一層強化する、アジア太平洋地域の平和と繁栄を確保する、こういった観点から、今後とも主導的な役割を果たしていくために、また、希望の同盟として世界の諸課題に日米がしっかりと手を携えて対処していく、こういった姿勢はしっかり示していかなければならないと思います。
ですから、外国訪問についても、そういった観点からどうあるべきなのか、これを考えていくべき課題ではないかと考えます。
岡
岡本三成#23
○岡本(三)委員 ありがとうございます。
大臣は非常に賢明で、慎重な物言いをされますけれども、その根底に、近い将来、私は行きたいぞという思いがあると勝手に受けとめましたので、ぜひ実現をお願いしたいと思います。
先ほど申し上げたように、五月二十七日のオバマ大統領の訪問をスタートにして、今後、世界のトップリーダーが被爆地を訪問してほしいというメッセージを送りましたが、私、そうはいっても、いろいろな国の元首の方がいらっしゃいますが、一番大切なのは、次のアメリカ大統領が広島、長崎を訪問していただいて、しっかりとした方向性をつけて、流れをつくっていくということだと思うんですね。
そこで、最後にお願いしたいことがあるんです。
それは、オバマ大統領の御訪問においても、もちろんオバマ大統領自身が核なき世界の実現に向けて大きなしっかりとした哲学をお持ちで、そのことを大統領就任当時から実現されてきたわけですけれども、ジョン・ケリー国務長官、あとケネディ大使、いろいろな方のアドバイスが実現にさまざまなサポートをしたというふうに伺っています。それで、大統領選挙の後、報道されて、予想として高いクリントン大統領が仮に誕生したとしたときに、クリントン大統領の広島、長崎訪問に一番インパクトを与えられるメッセージは誰が発することができるかというと、きっと、そのときのタイミングでいうとオバマ前大統領なんだと思うんです。御自分自身が訪問されてどういうことを感じて、そしてアメリカにとって、世界にとってどういう価値を創造したかということを、その次の大統領にしっかりとメッセージをして引き継ぎをして提案する、それがすごく大切なんだと思うんですね。
来年の一月が終わりますとオバマ大統領は勇退されるわけで、比較的、現職のときよりもお時間ができるんじゃないかと思います。そこで、大臣にお願いしたいことがありまして、そのタイミングですぐアメリカを御訪問いただいて、そしてオバマ、そのタイミングでは前大統領に、これまで八年間の日米同盟のさまざまなアメリカ側のアプローチに対してお礼を述べていただくとともに、ぜひ次の大統領に対して、被爆地の訪問の経験、どれぐらい意味があったか、ぜひ次の大統領にも行ってほしいという提案をしていただくように、大臣からオバマ大統領に御提案をいただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
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先ほど申し上げたように、五月二十七日のオバマ大統領の訪問をスタートにして、今後、世界のトップリーダーが被爆地を訪問してほしいというメッセージを送りましたが、私、そうはいっても、いろいろな国の元首の方がいらっしゃいますが、一番大切なのは、次のアメリカ大統領が広島、長崎を訪問していただいて、しっかりとした方向性をつけて、流れをつくっていくということだと思うんですね。
そこで、最後にお願いしたいことがあるんです。
それは、オバマ大統領の御訪問においても、もちろんオバマ大統領自身が核なき世界の実現に向けて大きなしっかりとした哲学をお持ちで、そのことを大統領就任当時から実現されてきたわけですけれども、ジョン・ケリー国務長官、あとケネディ大使、いろいろな方のアドバイスが実現にさまざまなサポートをしたというふうに伺っています。それで、大統領選挙の後、報道されて、予想として高いクリントン大統領が仮に誕生したとしたときに、クリントン大統領の広島、長崎訪問に一番インパクトを与えられるメッセージは誰が発することができるかというと、きっと、そのときのタイミングでいうとオバマ前大統領なんだと思うんです。御自分自身が訪問されてどういうことを感じて、そしてアメリカにとって、世界にとってどういう価値を創造したかということを、その次の大統領にしっかりとメッセージをして引き継ぎをして提案する、それがすごく大切なんだと思うんですね。
来年の一月が終わりますとオバマ大統領は勇退されるわけで、比較的、現職のときよりもお時間ができるんじゃないかと思います。そこで、大臣にお願いしたいことがありまして、そのタイミングですぐアメリカを御訪問いただいて、そしてオバマ、そのタイミングでは前大統領に、これまで八年間の日米同盟のさまざまなアメリカ側のアプローチに対してお礼を述べていただくとともに、ぜひ次の大統領に対して、被爆地の訪問の経験、どれぐらい意味があったか、ぜひ次の大統領にも行ってほしいという提案をしていただくように、大臣からオバマ大統領に御提案をいただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
岸
岸田文雄#24
○岸田国務大臣 先ほども申し上げましたが、世界の指導者が、広島、長崎、こうした被爆地を訪問するということは、核兵器のない世界を実現する上で国際的な機運を高める観点から大変重要だと認識をしておりますし、米国もこの点は十分理解していると考えます。
米国大統領選挙、今選挙が続いているわけですから、誰が当選するのか、これは確たることを私の立場から申し上げることは控えなければなりませんが、加えて、米国大統領の日程は米国が決めることであります。
その上で、今回のオバマ大統領の広島訪問について、米国としてもこれは成功であったという認識を強く持っているということは我々も強く承知をしております。そして、ぜひ現政権の考えが次期政権にしっかり伝わることを日本としては期待したいと思います。
核兵器のない世界の実現に向けて、ぜひ米国としっかり意思疎通を続けていく努力をこれからも行っていきたいと考えます。
この発言だけを見る →米国大統領選挙、今選挙が続いているわけですから、誰が当選するのか、これは確たることを私の立場から申し上げることは控えなければなりませんが、加えて、米国大統領の日程は米国が決めることであります。
その上で、今回のオバマ大統領の広島訪問について、米国としてもこれは成功であったという認識を強く持っているということは我々も強く承知をしております。そして、ぜひ現政権の考えが次期政権にしっかり伝わることを日本としては期待したいと思います。
核兵器のない世界の実現に向けて、ぜひ米国としっかり意思疎通を続けていく努力をこれからも行っていきたいと考えます。
岡
岡本三成#25
○岡本(三)委員 ありがとうございました。
バランスのよい答弁の中に強い決意を個人的に感じましたので、ぜひ御提案の実現に向けて御尽力いただければと思います。
以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。
この発言だけを見る →バランスのよい答弁の中に強い決意を個人的に感じましたので、ぜひ御提案の実現に向けて御尽力いただければと思います。
以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。
三
原
原口一博#27
○原口委員 おはようございます。民進党の原口一博でございます。きょうは、質問の時間をいただいて、ありがとうございます。
きょう、大臣所信について、お手元に資料がございます、二点について、国家主権という立場から質問をさせていただきたいと思います。
新藤元大臣がおられますけれども、私は、領土議連の副会長、それから国家主権と国益を守るために行動する議員連盟の超党派の代表をしておりまして、その観点から、まず資料一をごらんください。岸田外務大臣の所信でございますが、「新しいアプローチに基づく交渉を具体的に進め、」とおっしゃっていますが、この中身についてまず伺います。
この発言だけを見る →きょう、大臣所信について、お手元に資料がございます、二点について、国家主権という立場から質問をさせていただきたいと思います。
新藤元大臣がおられますけれども、私は、領土議連の副会長、それから国家主権と国益を守るために行動する議員連盟の超党派の代表をしておりまして、その観点から、まず資料一をごらんください。岸田外務大臣の所信でございますが、「新しいアプローチに基づく交渉を具体的に進め、」とおっしゃっていますが、この中身についてまず伺います。
岸
岸田文雄#28
○岸田国務大臣 日ロの間で領土交渉を進めて平和条約を締結していく、これは日ロ間における最大の外交課題であると思いますし、日本の外交にとりましても戦後最大の外交課題の一つであると認識をしています。
そして、新しいアプローチとは何かという御質問ですが、これまで歴代政権そして多くの先輩たちが、この日ロ間の最大の課題についてさまざまな努力を行い、取り組んでこられました。しかし、残念ながら、戦後七十一年たった今日まで、平和条約を締結することができていない現状にあります。
その中で、ことしの四月、私は、日ロ外相会談をラブロフ外相との間で行わせていただきましたが、その際に、この北方領土問題につきまして、双方の歴史的な解釈あるいは法的な立場の違いはあるものの、その立場に立って双方受け入れ可能な解決策を作成していく、これを確認し、今後の交渉に弾みを与えるような前向きな議論を行うことができたと思っております。
そして、その後、五月に日ロ首脳会談が行われ、そして、停滞してきた交渉の突破口を開くために、今までの発想にとらわれない新しいアプローチの交渉を進めていく、こういったことで一致をしたわけであります。
この新しいアプローチの具体的な中身については、今交渉中ですので具体的に明らかにすることはできませんが、今申し上げたように、今までずっと歴史的な解釈あるいは法的な立場において議論が平行線をたどってきた、こういった経緯もあります。その経緯も振り返りながら、こういった立場の違いはあるものの、未来に向けて、双方受け入れ可能な案をつくっていこうという姿勢のもとにこの交渉を進めていこうというのが、基本的な新しいアプローチの考え方であると認識をしています。
こうした基本的な考え方に基づいて、具体的な交渉を進めていきたいと考えております。
この発言だけを見る →そして、新しいアプローチとは何かという御質問ですが、これまで歴代政権そして多くの先輩たちが、この日ロ間の最大の課題についてさまざまな努力を行い、取り組んでこられました。しかし、残念ながら、戦後七十一年たった今日まで、平和条約を締結することができていない現状にあります。
その中で、ことしの四月、私は、日ロ外相会談をラブロフ外相との間で行わせていただきましたが、その際に、この北方領土問題につきまして、双方の歴史的な解釈あるいは法的な立場の違いはあるものの、その立場に立って双方受け入れ可能な解決策を作成していく、これを確認し、今後の交渉に弾みを与えるような前向きな議論を行うことができたと思っております。
そして、その後、五月に日ロ首脳会談が行われ、そして、停滞してきた交渉の突破口を開くために、今までの発想にとらわれない新しいアプローチの交渉を進めていく、こういったことで一致をしたわけであります。
この新しいアプローチの具体的な中身については、今交渉中ですので具体的に明らかにすることはできませんが、今申し上げたように、今までずっと歴史的な解釈あるいは法的な立場において議論が平行線をたどってきた、こういった経緯もあります。その経緯も振り返りながら、こういった立場の違いはあるものの、未来に向けて、双方受け入れ可能な案をつくっていこうという姿勢のもとにこの交渉を進めていこうというのが、基本的な新しいアプローチの考え方であると認識をしています。
こうした基本的な考え方に基づいて、具体的な交渉を進めていきたいと考えております。
原