岸田文雄の発言 (外務委員会)
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○岸田国務大臣 まず、五月のオバマ大統領の広島訪問は、広島市民として、あるいは日本国民として、戦後七十一年間待った現職のアメリカ大統領の被爆地訪問ですので、これは歴史的な訪問であったと思っています。ただ、委員おっしゃるように、これは一訪問に終えてはならない、これをぜひ核兵器のない世界を実現するための一つの弾みとしなければならない、このように思います。
そして、一般論として申し上げるならば、世界の指導者に広島、長崎、こうした被爆地を訪問してもらうということは、核兵器のない世界を実現するための国際的な機運を盛り上げる意味で大変重要なことであると認識をいたします。世界の指導者の被爆地訪問に前向きな姿勢を示していただく、こうした委員の姿勢に心から感謝を申し上げたいと思います。
そこで、ロシアのプーチン大統領の訪日ですが、まず、十二月十五日に訪日いただくことを予定しています。それに向けて、平和条約交渉を初めとする政治分野あるいは経済分野においてしっかりとした準備を進めていかなければならないと思います。
そして、その準備の一環として、委員御指摘のように、これは時期はまだ決まってはおりませんが、状況が許すならば、私自身、ロシアを訪問させていただいて、ラブロフ外相としっかりと準備を進めるべく努力をしていきたい、このように思っています。
そして、日程については、ロシア側とこれから調整しなければなりませんので、今の段階で何か申し上げることは難しいわけですが、ただ、プーチン大統領の訪日を意義あるものにするためにはどうあるべきなのか、そういった観点からしっかり準備を進めていきたいと考えます。