松島みどりの発言 (外務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○松島委員 ありがとうございました。
イノベーションについて、総理は、日本は二国間クレジット制度などを駆使することで、途上国の負担を下げながら画期的な低炭素政策を普及させていきますと演説されました。パリ協定は具体的な枠組みやルールを今後詰めていくわけですが、ぜひ日本が活用しやすい形の二国間クレジット制度のルールになるよう頑張っていただきたいと思います。
そして、その中に、日本の極めて高効率の石炭火力発電も活用する形で位置づけていただきたい。
私は、二年前に経産副大臣としてポーランドに参りまして、日本企業の高効率の石炭火力発電の宣伝をしてまいりました。超超臨界圧、Jパワーの磯子発電所のタイプですが、この発電所はポーランドに既に建設中で、来年十二月に運転を開始いたします。それに、さらに発電効率の高いIGCC、石炭ガス化複合発電も二〇二三年を目標に導入が検討されております。
このポーランドというのは石炭産出国でありますし、そしてまた、四十年以上前の社会主義体制下でつくられた古い建設所、古い発電所をどんどん切りかえていかなきゃいけない。そういった中で、エネルギー対策と同時に温暖化対策としても日本のこの高い技術の活用というのが重要だと思います。
日本でも、IGCCはまだいわき市に実証炉があるだけという状況です。二〇二〇年に世界最高効率の大型炉の商業運転を日本で、いわき市で開始いたします。こういうトップレベルの、日本でもこういう状況である最新技術を今後いち早く諸外国に供与していくことは非常に有意義なことだと考えております。
かつて、石炭火力は悪であるというような欧米諸国の風潮がありましたが、OECDでも昨年十一月に、超超臨界圧は大型機を含めて全て輸出信用の供与が可能というふうに認められました。こういったことを踏まえて、ぜひ世銀、IMFグループにも働きかけたり、あるいは二国間クレジット制度の中に位置づけるとか、そういったことを進めていただきたいと思いますが、大臣のお考えをお聞かせください。
そして、日本政府としては、ベトナムやタイ、インド、さらにG7で支援を決定いたしましたウクライナへもこの高効率の石炭火力の採用を目指していくようですが、成功を願っております。これについてもお答えをお願いします。