石原伸晃の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)
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○石原国務大臣 武部委員にお答えを申し上げたいと思います。
日本の人口構造を見たときに、生産年齢人口の減少というものは一九九五年から始まっております。武部委員のお地元の帯広、釧路、北海道の東部においても、すばらしい農業があるわけでございます。漁業もある。乳業もございます。そんなところに従事をする方の数が足りなくなっているということは、お地元を訪ねさせていただいたときにも強く感じたわけであります。
そんなときに、日本が、成長するアジアをどういうふうに取り込んでいくのか。
TPP協定は、世界のGDPのおよそ四割、人口でいいますと八億人の巨大市場をつくりまして、そんな中で、新たな二十一世紀型の貿易ルールというものをつくるというところが一つポイントでございます。そして、一つの経済圏を構築する。日本にとりましては、また北海道の本当にすばらしい農産品につきましても、この市場を活用することで新たな成長が期待できるのではないか、私はこんなふうに捉えさせていただいております。
よく、TPPは関税が下がるだけじゃないかというようなお話をされますけれども、もう既に、海外展開を、これまでお聞きしてまいりました中小企業、また農林水産業の方々も、出ていってもルールが変わってひどい目に遭う、そういうことがないルールであるならばやってみよう、こういう方々も出てまいりますし、もう一つ言わせていただくのであるならば、やはり自由と民主主義と基本的人権と法治主義という土台を共有する国々が環太平洋に集まるという中において、これはまだまだ広がる可能性が大変ございます、戦略的な意義というものも十分あるのではないか、こんなことを考えているところでございます。