武部新の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)
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○武部委員 ありがとうございます。
私の地元も、大変、産地パワーアップ事業ですとか、あるいは畜産クラスター事業ですね、何とか、TPPもあって大変だけれども、地域でもう一回、特に若い生産者の皆様方が、どうやったらちゃんと地域を守りながら農業を守っていけるかということをいろいろと検討してくださって、中間管理機構もそうですけれども、ではこれをやってみようかというような議論をしていただいています。地域でこのTPPを乗り越えていこうというような機運があります。
また、自分たちがつくっているものを、品質を、付加価値を高めて、私のところはタマネギの産地でありますけれども、これはTPPではないですけれども、では今度はロシアに向けて輸出をしてみようかとか、TPPがあったからではないとは思いますけれども、しかし、輸出拡大しながら、マーケットをどんどん、どうやって売っていくかということについて積極的に考えて、やろうとしています、農協さんも含めてですけれども。
ですから、こういった意気込みを、ピンチをチャンスにするんだという思いを、ぜひとも農水省も全力で後押しをしていただきたいと思います。
最後に、石原大臣もお話ありましたけれども、守るだけじゃなくて、やはり、さっきも言われましたけれども、TPPの参加国の十一カ国の農林水産物の関税がもう一・五%まで下がっています。輸出拡大は二〇二〇年までに一兆円をやるんだという中で、当然、アジア・マーケットもそうなんですけれども、このTPPの協定を結ぶ国にも、我々のおいしくて安全な農産物、水産物、林産物を、攻めていこうということも必要なんだというふうに思います。
先ほど、大臣の中でも新コンソーシアムのお話がありまして、そのうち二割が農林水産のことだというお話がありましたけれども、ですから、前向きにチャレンジする農家の方々もふえていらっしゃると思いますし、加工業もそうですけれども、また、その新コンソーシアムでも、特に中小企業の皆様方がTPPの国々に対して積極的に展開していくといういいチャンスにもなるんだと思います。
その上で、やはり我々はしっかりと付加価値の高い農産物を、TPPも含めて世界に売っていくんだということをやっていかなきゃならないと思うんですけれども、例えばアメリカは、牛肉輸出、大変期待が高いんだと思います。和牛ですね。無関税枠も実績の二十倍から四十倍ぐらいまで拡大していただいていますし、十五年後には関税が撤廃されますので、アメリカ、カナダもそうだと思いますけれども、日本のおいしい和牛を積極的に売っていくチャンスがこのTPPの早期発効によって生まれてくるんだというふうに思います。
そういった意味で、攻めの農林水産業、我が国の農林水産物の輸出拡大にこのTPPをつなげていこうということが重要だと思いますけれども、攻めが得意でいらっしゃる齋藤農林水産副大臣に質問させていただきたいと思います。