江藤拓の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)

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○江藤委員 ありがとうございます。
 これまでの質疑の中で、やはり生産基盤の強化は不可欠だ、そして、いろいろ高齢化が言われますけれども、担い手は育ちつつあるんだということを申し上げてきました。
 私は、国内市場において現在輸入品にとられているシェアがあります、これを奪還する、そういった視点はとても大事だと思います。私は、できると思っています。日本の農林水産業にはそれだけの底力があるというふうに私は信じて疑いません。
 それでは、十分を切りましたので、ちょっと飛ばしまして、予算委員会でも、SBS、これについては大変議論となっておりますので、私の方からも触れさせていただきたいと思います。
 農林水産省の報告でも明らかになりましたが、この金銭のやりとり、この主たる目的は落札から調達までのコストの調整でありまして、商取引です。一部の報道ではあたかも国家ぐるみの価格偽装とされていますが、それは余りにも言い過ぎだと私は思っています。
 私の認識で偽装というのは、産地を偽装する、米の等級を偽装する、それから、もっとひどいのは飼料用米を主食用米として流通させる、こういうのを偽装と言うのであって、今回の件とは全く性質が違うということを言っておきたいと思います。
 それでは、近年のSBSについて、どんな状況にあるか、簡単に触れたいと思います。
 生産者が大変御努力をいただいて、国産米の需要に応じた生産が進んでおります。その結果、この三年間、SBS、十万トンの枠はあります、しかし埋まっておりません。三年間の平均では、三万四千トンということになっております。
 この内訳を見てみますと、加工用に用いられる砕精米、それからモチ米、これが一万七千トンです。そして、我が国ではほとんど生産されていない、タイ料理、インド料理に用いられるインディカ米、これが四千トン。そして、こだわりの黒米、リゾット用の米、これが百八十トンということになっています。これらのものは、そもそも、国産の主食用米とは全くリンクしません。価格に影響を与えるはずがないわけであります。
 国産の主食用米と競合し得るとすれば中粒種、短粒種ということになりますけれども、これは三万四千トンのうち約一万三千トンです。このような量、これは評価があると思いますが、国産米の価格を引き下げるようなインパクトがあるとは私には考えられません。
 しかし、農林水産省は、こういった事実を丁寧に説明をして、米生産農家の皆様方の不信感、それから不安、こういったものを取り去る努力をする責任があると思いますが、農林大臣にお尋ねします。

発言情報

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発言者: 江藤拓

speaker_id: 28161

日付: 2016-10-17

院: 衆議院

会議名: 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会