小沢鋭仁の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)
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○小沢(鋭)委員 日本維新の会の小沢鋭仁でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
まず、きょうは総括の集中審議でありますので、維新の会の基本的なスタンスを申し上げたいと思います。
お手元に資料をお配りさせていただいております。日本維新の会のところを見ていただいておわかりのように、二〇一二年以前、交渉に入る前には、いわゆるTPP交渉参加を行うべきという方針を立てました。そして、実際に交渉が行われ、ある意味では条約ができてきたその段階では、この前の参議院の公約は、TPP協定の早期批准を行い、そして、積極的にリーダーシップをとる、こういうまさに公約を掲げて選挙戦を戦いました。でありますので、我々は、嫌々賛成というような話ではありません、積極賛成であります。
ですから、例えばアメリカの大統領選で両候補が余り前向きではないというような話が出ておりますけれども、我々は積極賛成ですから、そんなことは関係ないということはありませんが、これからそれを、何とかアメリカにも加わってもらわなきゃいけないんですけれども、要は、我々は進めていくということをまず申し上げたいと思います。(発言する者あり)
その民主党です。今、民主党という声が出ましたが、二〇一二年以前、二〇一一年一月を見てください。今、民進党と書いてありますが、当時の民主党の菅総理、それは平成の開国です、環太平洋パートナーシップについて関係国との協議を行っていきたい、こういう言い方をされております。そして、今、後ろからそういう不規則発言がありましたけれども、今の民進党は反対である、こういうことでございます。
これは、自民党の皆さんにも実は申し上げたいんです。自民党を見てください。二〇一二年衆院選の選挙公約、TPP交渉参加に反対します。聖域なき関税撤廃を前提にという言葉がついておりますが、反対です。そして、今日は大いに賛成、推進、こういうことでありまして、もちろんその前提条件やなんかはあるんですが、大きな流れの中で、要は、野党だったときは反対、与党になったら賛成、逆に、与党だったときは賛成、野党になったら反対、政策判断が大きく変わっているんですね。
私は、今これは日本の政治の大きな問題の一つだと思っています。立場によって政策判断が変わる、これはやはり政治の貧困だろう、こう私は思っておりまして、そういった意味では、我田引水で恐縮ですが、維新の会は一貫していわゆる政策的にTPPを支持、推進をしているところであります。
是々非々と我々言っております。いろいろ冷やかされたりもしますけれども、まさに国民本位、国民にとってこの政策はプラスなのかマイナスなのか、その一点で我々は政策判断をしていく、立場によって意見を変えない、これが維新の会だということを申し上げたいと思います。
それから、二点目。政治のあり方の話でちょっと恐縮ですが、先ほど来、先週からいろいろな議論がありましたけれども、要は、大事なことは、日本にとって、国民にとって大きな意味でプラスであるならば、それは推進すべきだ。そして、そうした改革の中でつらい立場に置かれる産業や人々に対しては、できるだけ温かい言葉で個別対応を行っていく。これが政治の基本だと思います。
勇気ある改革を進め、温かい気持ちで個別対応を行う、こうした政治が私は必要だと思っているんですが、総理、御見解をいただけますか。