今村知明の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)
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○今村参考人 お答えします。
今御質問いただきましたように、食品のリスクの評価、管理というのは非常に難しいところがございまして、私が最初、食品にゼロリスクはないというお話をしたように、最終的にはリスクが残ってしまうわけです。ですので、それをいかに国民の皆さんに理解していただいて、のみ込んでいただくかというところが一番大きなポイントになるというふうに考えております。
リスクをたくさん残せば基準は緩くなって、リスクを減らせば基準は厳しくなる、そのかわり、例えば輸入食品であればかなりのものが入ってこられなくなるというふうな、てんびんの上に成り立っているというふうに考えております。国民の側から見て許容できる範囲であって、そして、例えば我が国であれば、輸入に当たって差しさわりがない、国民が飢えることがない範囲でちゃんと確保できるような基準になるというところのバランスをとっていくというところが、食品の安全管理の難しい面であります。
したがいまして、国民の皆様が不安に思う部分が残るというのはある意味やむを得ないわけですけれども、逆に、その部分に対してちゃんと説明をしていって理解を得ていく努力をしていくべきだと思いますし、また、そのための努力というのは十年ほど前に比べて格段に進んでいるというふうに思いますので、そういった意味では施策としては進んでおりますし、今後も努力するべきことだというふうに考えております。