渡邊頼純の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)

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○渡邊参考人 先生、どうもありがとうございます。まさにきょうはその点を御議論申し上げたいと思ってここに来ております。
 といいますのは、やはりこれまで、ウルグアイ・ラウンドまでの日本というのは、これ以上輸入するのは嫌だ、そのかわり日本からも輸出もしないから、どうか余り枕元をばたばた歩かないでくれというような形で、輸入に対して制限的な政策を打ってきたかと思います。
 しかし、TPPでは、輸入もふえるかもしれないけれども、それ以上に輸出もふやすというメンタリティーが出てきたと思います。これは、実際に私どもが、いろいろTPPに対して農家からの不安があったり、あるいは反対があったりして、農家をいろいろ訪れさせていただきました。長野県の川上村でありますとか、北海道の十勝の方でありますとか。
 そうしますと、その中で一つわかってきたことがございます。それは、これから、TPPでSPSの協定などについて、諸外国、TPPのメンバー国にもしっかりとSPSを守ってもらうということがある中、日本から、例えば日本の牛肉であるとか豚肉であるとかミルクであるとか、そういったようなものを輸出していくときに、食の安全をめぐるグローバルなある種の枠組み、例えばそれはGAPといいます。これは、グッド・アグリカルチュラル・プラクティスでGAPですね。そして、それの世界的なものとしてグローバルGAPというのがございます。
 それから、HACCPというのもございます。これは、ハザーダス・アナリシス・アンド・クリティカル・コントロール・ポイント、まさに食品の製造から加工工程のあらゆる段階で発生するおそれのある汚染の危害、これをあらかじめ分析するというものでございます。このHACCPにもグローバルHACCPというのがございます。
 このように、GAPとかHACCPのグローバルな規格を日本の農業生産物が獲得していくということが非常に重要なんですね。
 そこで、ぜひその部分に予算的手当てをしていただいて、日本の農家がグローバルGAPでありますとかグローバルHACCPを悠々ととって、そして、世界の農産物市場にチャレンジをしていくというような、そういう環境をぜひおつくりいただければ、まさにウイン・ウインの関係がつくれるんだろう、こういうふうに考える次第でございます。
 ありがとうございます。

発言情報

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発言者: 渡邊頼純

speaker_id: 27225

日付: 2016-10-25

院: 衆議院

会議名: 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会