今村知明の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)
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○今村参考人 御質問ありがとうございます。
今御説明いただきましたGAPは私も大変関心を持っておりまして、農業の現場でこのGAPが広がれば、食品の安全の分野でも大変役立つものであるというふうに考えております。
GAPの本質を考えてみますと、基本的に人間はエラーをする生き物ですので、そのエラーをいかになくすかということを系統立ててブロックしていくというものであります。これは全くHACCPの方でも同じ考えでございまして、このHACCPとGAPをいかにつなげていくかというところが今後国際認証を続けていく中でも重要であるというふうに思います。
今、ISOやHACCPやさまざまな国際基準があるんですけれども、特に食品の安全の分野で考えますと、まだこれを使えばいいというものがあるというわけではありません。今一番力を持っているのはISOの22000シリーズでありますけれども、ではそれとGAPがつながっているかというと、まだ十分につながっているという状況にはありません。同じ思想で工程管理をしていこうというものにもかかわらず、まだ十分につながっていないという状況であります。
日本でも、食品安全の世界ではHACCPを導入しようとしていますし、農業でもGAPを入れようとしていますけれども、ではこの二つはつながっているんですかというと、まだまだつながっているとは言いがたい状況であります。個別にHACCPもGAPも入れていく努力をするべきだと思いますが、これをつないでいく努力ということも必要だと思います。
これは国際機関においてもまだまだつながっているとは言いがたい状況でありまして、これをつないだような、フードチェーン全体に関する国際基準のようなものができていけば、少なくとも二つの基準が調和がしっかりとれたものになっていけばよいのかなというふうに考えております。
以上です。