石原伸晃の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)
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○石原国務大臣 篠原委員にお答えいたしますが、委員は本当に御専門家であられて、委員がこのTPPの問題にどういうふうに取り組まれてきたかということについては、実は、さまざまなTPP交渉という本を読みまして、筋金入りの疑問を持つ委員であられるということを、私はある意味では大変すばらしいんじゃないかというふうに思わせていただきました。やはりその根底にあるのはこの試算の問題であるということも、これまでの委員のいろいろな方への御議論を聞かせていただいて、私も承知しております。
多分、もう委員は専門家であられるからわかって御質問されていると思うのでございますが、やはり最初のときは関税がすぐに全て撤廃されてしまう、あるいは非関税障壁の削減などは含んでおりませんし、いわゆる昨年の十一月に決定をいたしましたTPPの農業の政策大綱、こういう政策が入っていない、そういうことによって、二〇一三年、二〇一五年の間にこれだけの開きがある、こんなふうに認識をさせていただいているところでもございます。
関税変化による影響試算を機械的に改定するのではなくて、包括的な評価分析をすべきである、これは実は経済財政諮問会議で御指摘をいただいたところでございまして、その御指摘を踏まえて、TPPの幅広いルールが経済にどういうインパクトを与えるのかを計算し、経済再生の道筋を明らかにして今お示しさせていただいているこういう数字になっているというふうに御理解をいただければと思います。