世耕弘成の発言 (経済産業委員会)

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○世耕国務大臣 内部留保はかなり大きな金額になるんですが、決して、これは企業の金庫にキャッシュがそれだけあるというわけではない。ただ一方で、やはり企業の保有するキャッシュも大分増加傾向にある。これを投資とか賃金とか下請の支払いに回してもらうということが重要だというふうに思っています。
 中小企業での賃上げをしっかりと実現していくためには、やはり、中小企業自身の生産性の向上ということに取り組むことがまず一つありますが、もう一つ、日本で大きな問題としては、やはり大企業と中小企業の間の下請取引の慣行、これがどうもフェアでない部分がある。
 例えば、今、下請の中小企業は、長期的に見るとまだ円安ですから、材料代が値上がった分、あるいは電気代の上がった分、あるいは賃上げをやろうと言っているその賃上げ分、それを取引価格でなかなか大企業から認めてもらえないというような状況、あるいは、もうつくり終わったモデルの古い金型をずっと保管させられているとか、あるいは、支払いがまだ手形で一〇〇%行われている、その割引料は中小企業が負担している。こういうところを改善することによって、中小企業の経営環境をよくして、そして中小企業の賃上げにつなげていくということが重要ではないかというふうに思っています。

発言情報

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発言者: 世耕弘成

speaker_id: 15381

日付: 2016-10-21

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会