鈴木義弘の発言 (経済産業委員会)
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○鈴木(義)委員 私が学生時代のときに使っていたパソコンは88というものだったんですね。同世代だと思うんですけれども、98が出る前の世代だったんです。そのころは、NECの98を買うというと、一台で二十万も三十万も、下手をすれば、ハードディスクが四十メガといえば四十万もした時代です。ディスプレーも何もついていない状態です。そのころ世界の先端を行っていたコンピューターはやはりNECだったわけですね。それがいつの間にかウィンドウズに負けちゃった。その後、グーグルが出てきたという話なんですけれども、たかが三十年、三十五年ぐらいしかたっていないんです。
トヨタのハイブリッドが世の中に出て、まだ二十年です。当時言われたのは、すぐそのままみんなハイブリッドになっちゃうと。でも、二十年たっても、ハイブリッドを出しているメーカーさんは何社もないんです、大概の車は。そうしたら、今度はハイブリッドじゃなくて、ダウンサイジングのエンジンの方が、それだけのコストをかけてやるよりは、ターボをつけて、小さい車で、小さいエンジンで、出力は大きいもの、燃費もいい車、そういう形に変わったんです。
ですから、これが一ついいんだというふうに、IoTだとかICTだとかいうふうにおっしゃるんですけれども、実際、それで御飯を食べているところは、日本全体の中で一部なんです。でも、そうじゃない人たちが今景気が悪くてどうしようかという話なんです。
大臣の所信を聞いていても、いつもこの上の方の人の話。確かに、そこからしみ出てくるんでしょうけれども、実際、困っている人たちは、八割方、そうじゃない仕事をしている人たちが一番困っているという話なんです。では、その人たちをどうするかというのを、いきなりIT、IoTだとかICTと言ったって、それは無理な話なんです。そこが見てとれない、この所信の中では。そこのところを、もしお考えがあれば、お聞かせいただきたいと思います。