田中俊一の発言 (原子力問題調査特別委員会)

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○田中政府特別補佐人 まず、結論から申し上げますと、地震の後は正常に、原子炉はとまりましたけれども、動いていた、その後、津波が一時間ほどたって来て、その結果、電源が全部失われたということ、それから、二次系の海水ポンプ等が流されたというようなことで、直接的には津波、その結果、電源が全て失われたということであります。
 そういったことは、事故当時のプラントデータから見ますと、原子炉の水位とか圧力に大きな変化は津波が来るまでは生じておりません。それから、炉心損傷とか炉心溶融に至ったのは、そういうことを考えると津波が来た後だということであります。それまでは、一応、緊急時の冷却はきちっと行われていたということです。
 国会事故調では、先生御指摘のように、配管の微小な漏れがあって、そこから漏れて、原子炉内の水が下がって炉心損傷とか炉心溶融に至る可能性もあるということでしたけれども、先ほどこれも先生御指摘のように、私どもとしても、そのことについて、かなり放射線のレベルの高いところですけれども、現場にも職員が立ち入りまして調査して、十月に中間報告書を取りまとめております。
 そういったことも踏まえて、とにかくいろいろ解析もしましたけれども、十時間程度の漏えいが継続しても漏えい量というのはそんなに大きいものではない、電源機能とかそういったものの機能が健全であれば炉心損傷が発生することはなかっただろうというふうな結論を出しております。

発言情報

speech_id: 119204194X00220161122_010

発言者: 田中俊一

speaker_id: 27313

日付: 2016-11-22

院: 衆議院

会議名: 原子力問題調査特別委員会