田中俊一の発言 (原子力問題調査特別委員会)

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○田中政府特別補佐人 御指摘のように、新しい規制基準は、福島第一原子力発電所の厳しい反省、それは一つは外的要因、津波とか地震とか、台風もそうですし、洪水もそうです、そういったものについて、今まで抜けていたところについて全部規制を厳しく求めております。
 そのほかに、今度は、まず、そういった条件と同時に、いわゆる過酷事故、シビアアクシデントが起きたときにも対応できるようにということで、電源の多様化とか炉心の冷却の多様化、そういったものも求めておりますので、先生がおっしゃるように、実際にこれが全て失われて住民が避難しなければいけないというような事態は極めて少なくなる。基本的には、我々としては、そういった確率は限りなくゼロに近づけようということで規制をしております。
 しかし、これは非常に難しい問題なんですけれども、だから事故はないとか大丈夫だと言うと安全神話というつぼにはまってしまいますので、そういったことのないように、やはり事故は起きるという可能性を考えた上で避難準備をしていただく。
 一F事故のもう一つのあれは、放射線被曝によっては、サイト内は相当の被曝量になって、サイト外も被曝しているわけですけれども、急性障害を起こすような被曝は今のところゼロです。確率的には、今後のことだからわかりません。ただし、緊急に避難したことによって、既に長期避難も含めて二千人近い方が亡くなられたというような反省があります。ですから、そういったことで犠牲者をなくすということも非常に大事なことだということで、今の防災指針をつくらせていただいております。
 今後とも、新しい規制基準の前に防災指針をつくっておりますので、その適用については幾らか見直しも必要かと思いますが、基本的にはそういう考え方でつくらせていただいておりますので、先生のおっしゃるようなことも、ぜひ御理解いただけるように、今後我々としても努めていきたいと思います。

発言情報

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発言者: 田中俊一

speaker_id: 27313

日付: 2016-11-22

院: 衆議院

会議名: 原子力問題調査特別委員会