田中俊一の発言 (原子力問題調査特別委員会)

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○田中政府特別補佐人 御指摘のように、原子力規制を確実に運用していくためには、これを担う組織体制、それのもとになる人材というのをいかに確保するか、またその人材をいかに教育するかということが大事です。さまざまな御支援をいただきながら、相当短期間に人員強化を図らせていただいています。
 そういった数少ない人員ですけれども、NRCと比べると、私ども一千名ですから四分の一ですね、そういった状況の中でも、研修用プラントシミュレーターを活用した実践的な研修を行うとか、できるだけ、中途採用でいろいろなところから来ていただくというようなことで、専門人材の確保に努めております。
 もちろん、原子力は非常に幅広い分野をカバーしなければならないので、土木建築から機械工学、電気工学、地震とかそういったところまで含めた専門家、数は少ないですけれども火山の専門家まで今採用しております。
 実は、私ども、これは発足当時から繰り返し申し上げているんですけれども、我が国の原子力界全体を見たときに、人材がもう本当に払底していると言っても過言ではないと思います。これは、大学の原子力関係の学科がほとんど皆無に近くなっているということ、それから、いろいろな意味で原子力研究開発機関の力量も下がっているということで、非常に心配しております。
 そういった教育とか人材育成に必要な施設も老朽化してほとんど使えない状態になってきているということですので、そういったことを含めて、我々原子力規制委員会はもちろんですけれども、全体として、やはり安全を確保するのは、事業者でもありますし、いろいろな立場の人ですので、そういった点での強化というのもぜひ国全体として考えていただければ幸いです。

発言情報

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発言者: 田中俊一

speaker_id: 27313

日付: 2016-11-22

院: 衆議院

会議名: 原子力問題調査特別委員会