末松信介の発言 (国土交通委員会)
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○末松副大臣 リニア中央新幹線につきましては、現下の低金利状況を生かし、財政投融資を活用することで、大阪までの全線開業を最大八年間前倒しし、整備効果を早期に発現してまいりたいと思います。
この全線開業により、三大都市圏が一時間で結ばれ、人口七千万人の世界最大の巨大都市圏が形成されます。我が国の国土構造が大きく変革をされまして、国際競争力の向上が図られるとともに、その成長力が全国に波及し、日本経済全体を発展させるものと思います。
具体的には、西日本と名古屋圏や東京圏との間、また、東日本と名古屋圏や大阪圏との間など、三大都市圏と国内各地との移動時間が短縮をされまして、三大都市圏へのアクセスの利便性が飛躍的に向上し、地域の活性化をもたらす可能性が高まります。
また、財投貸し付けの償還確実性につきましては、そもそも、JR東海は、収益力の高い東海道新幹線と一体的に経営を行うものでありまして、貸し付けた資金はJR東海より確実に償還されるものと確信をいたしております。
なお、貸し付けに際しましては、貸し付け主体となる鉄道・運輸機構におきまして、償還確実性に関する審査を行い、貸し付け後も定期的に会社の財務状況の確認を行うこととしております。
整備新幹線につきましては、昨年一月の政府・与党の申し合わせに基づきまして、整備区間の貸付料収入を前倒しして活用することによりまして、北海道新幹線新函館北斗—札幌間は五年前倒しをして平成四十二年度末、北陸新幹線金沢—敦賀間は三年前倒しをしまして平成三十四年度末、九州新幹線武雄温泉—長崎間は平成三十四年度から可能な限りの前倒し開業に向けて整備を行っているところであります。
今般の補正予算におきましては、貸付料の前倒し活用に必要な借入金の合計約八千億円につきましては財投を計上して活用することとしておりまして、金利負担の縮減を通じて、整備中の三区間について円滑かつ確実な整備を進めて、一日も早い開業を目指してまいりたいと思います。