由木文彦の発言 (国土交通委員会)
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○由木政府参考人 お答えいたします。
既存住宅流通の活性化のためには、良質な既存住宅が市場で適切に評価されることが重要であると考えております。このため、住宅の性能や維持管理の状態など、個別の住宅の状態に応じまして適切に評価がなされますように、平成二十六年三月に、中古戸建て住宅に係る建物評価の改善に向けた指針というものを作成しております。
この指針では、例えば、基礎、躯体と内外装、設備部分を区分いたしまして、基礎、躯体部分につきましては、性能に応じて二十年より長い耐用年数を設定するといった評価の考え方を示しているところでございます。
また、この考え方が市場において定着いたしますように、昨年七月には、二点の実務への反映策を講じております。一点目は、不動産鑑定士が鑑定評価を行う際の留意点の取りまとめ、二点目は、宅建業者が用います価格査定マニュアルの改定でございます。
さらに、本年度からは、金融市場を含めまして、市場全体において良質な住宅ストックが適正に評価されますように、金融機関や工務店、宅建業者等関係者が連携いたしまして、住宅のリフォームによる維持向上、住宅の評価、流通、金融等の仕組みを一体的に開発、普及いたします取り組みに対し、支援を行ってまいっているところでございます。
こうした取り組みを通じまして、良質な住宅ストックが適正に評価される市場の形成を促進してまいりたいと考えております。