小熊慎司の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○小熊委員 私は会津が選挙区で、被災地からは遠く離れていて実害というのがほとんどない、風評被害の色濃く残る地域であります。
今言われたとおり、なくなるのがいいことでありますけれども、実際、ほかの世界の国の、これはチェルノブイリだってそうです、あとはいろいろな公害、そういったことで苦しんだ地域、科学的にはもう何もないのに風評が残っているという実態を見れば、なくなればと努力もみんなしていますよ、政府も努力しないと言わないし、県民挙げてもやっています、党派を超えてもやっていますが、そう簡単な話ではないという認識なのか。努力してなくすというのは当たり前、それを否定しているわけではありません。ただ、そう生半可ではない、だから心してかからなきゃいけない。
そういう意味では、ではもう年数がたったからあと三年分やれば何とかなるんじゃないのという発想ではないでしょうということをまず確認したかったということでありますので、しっかりと実態を見ていく中で取り組んでいただきたいと思いますし、今は、いろいろ指摘されているとおり、風評とか、風化をして応援、支援もなくなってきている。この間、報道にもありましたけれども、大学生のいろいろなボランティア活動も東北各地で減ってきているということもあります。そういう意味では、時間とともにいろいろな変化がある中でも問題が残されていくということがあることも推測をされるわけですから、そうなるということが推測をされることに関してはしっかりと対応していく、最善の努力をしていくということも確認をさせていただきたかったわけであります。
ぜひ、これは一朝一夕に解決しないという認識をいただいたというふうに思っていますから、しっかり取り組んでいただきたいというふうに思っています。
次に、これも地元で風評被害のことでこれはどうなんだろうといういろいろな議論があるのは事実ですが、米の全袋検査をしています。これは逆に、していることによって消費者からうがった見方をされる側面があるというのも事実で、これはもうやめた方が安全に見えるんじゃないのと言ってくる生産者もいるんですが、でもやはり科学的根拠をしっかりと示していかなければいけないというのも、これもいろいろ両面あるんですが、やっていくしかないなというふうに私は思っています。
この経費に関しては基金によって財源の手当てをしているんですが、これがもう枯渇しようとしています。これからも全袋検査はまた永続的に、今言ったように風評被害対策としても、まだ払拭はされていないわけですから、やり続けなきゃいけないという意味で経費もかかってきます。国のお金で基金から出している状況でありますが、これが足りなくなってきて底が見えている状況ですから、これを今後どうしていくか、お伺いいたします。